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私の上司世代は社長か役員の皮張りの椅子を目指してその殆どが部長にもなれず平社員より少しいい椅子に座れるだけで
その恨みを郊外のバス10分徒歩5分みたいな所に御殿を建てて解消していたが飲んだ返りは途中で遭難する事がよく
あったようだが窓際王国という訳でそこに社長みたいな机と椅子と書斎を用意して社長ごっこをしていた訳だが私のように
超エリートになると早くからボロアパートに書斎机とでっかい椅子を置いて来るべき時の為に訓練していた訳だが20年前
ぐらいに漫画喫茶というサボリスポットが出現し漫画とポットのコーヒーと受付でおせんべを買い小学校の机や椅子みたい
な所に座りガキん子に混じって爆睡し彼らの痛い視線が快感だったものだが異業種参入が相次いでからどんどん設備が充実
していき個室化がターニングポイントだったと思うが走りの時はトイレぐらいの狭さでもガキん子達に大人なんだから仕事
しろよなあという冷たい視線から逃れる快適さは極上でその上食べ物も雑誌も充実してきてもうそれだけで十分だったが
風俗業界からの参入が画期的な進化をもたらし四畳半一間みたいな個室が出現したりベッドのある部屋まで普通料金で放出
されたあたりから社長室みたいな椅子と机と大画面パソコンが出現し極上のサボリスポットになってしまった訳だがそこは
会社の常務室が動物園の檻に見える位快適でリムジンの後部座席といい勝負で前者を目指す意味がなくなってしまったのを
覚えているが開票速報などそこで見ていると首班指名を待つ大物議員が控え室で自分の当選を確認しているみたいな錯覚に
陥るぐらい快適でその頃から私の誇大妄想狂が悪化し松沢病院のVIP病棟をワンフロア押さえていつでも最高の治療を受け
られるようにしたのもこの頃だったと思うがここぞと言う時は大人買いするのが超一流ビジネスマンという訳だがコンビニ
に行くとついヱビスではなく一番安い発泡酒を選んでしまうがさとり世代の気持ちを理解したいという仏心から出た訳で
お小遣いを減らされたからとかビンゴのような頓珍漢なような詮索をするのはやめてよねーという感じである。
そういう訳でエリートと勘違いしている者も駄目リーマンも家や車を買うときに何を求めてボロアパートじゃ駄目なのか
軽や10年落ちじゃ駄目なのか同期より出世したいのか平こうじのようにバス停でなくてもいいが一度キャバクラの前
あたりで立ち止まり本当に買う必要があるか過労死するぐらい頑張る必要があるかそこらにいるさとり世代におじさんは
こう思うんだけどどうよと聞いてみる事である。
そうすればブッダのような答えをくれる事受け合いだが購入同期も頑張る動機も大した事はなくその代償は絶大でリスク
も最大で馬鹿馬鹿しい事に気がつく筈である。
他人に比べて生きるからより良い物を求めより高い所を目指しているだけで自分は余り必要としていないというよりも
そんな危険な賭けは御免だぜと馬鹿でなければ気がつく筈で昨日まで憐れんでいたさとり世代の生き方が神々しく見えて
くる筈である。
本当はちょっと可哀想過ぎるのだがそれが彼らの心に革命をもたらし不必要なものや紛い物を五秒で見分ける能力を若く
して身につけてしまっている訳だがホームレスになるリスクを除けば彼らの生活は案外悪くないのである。
それに我々から上の世代がせっせと働いて作りあげてきた元高級住宅も元高級車も元ステータスも全て彼らがタダ同然で
手に入れるのも時間の問題で改宗ユダヤによる奴隷化イリュージョンと奴隷同士のパン食い競争も奴隷化というビジネス
モデルが崩壊する訳だから概念自体が消滅する訳である。
我々が必死に追い求めていたものは一時間400円のネットカフェの椅子に座れば大体満たされてしまう程度のもので
男子一生の魂を賭けるものとはほど遠い事が分かり鼻くそをほじくっていた方が気持ちいいし猫みたいにまたーりと寝て
いた方が快適だし猫に草むらのドラム缶と私が30年ローンを組んだ生命保険と引き換えの自慢のマイホームのリビング
のソファとどっちが寝心地がいいですかと尋ねてみれば分かるがお前はそんな事も分からないのかと説教を食らうのが
オチである。
修行が足りない家族がギャーピー言うがそんな雑音はほっといて一家のシルバーバックとして目先の人気取りに走らず
自分が心底正しいと思う選択をすべきである。
ハードはどうでもよくソフトが肝心で家も車も肩書きも改宗ユダヤが用意したハードに過ぎないと思い至る筈である。
もうすぐ終る奴隷ライフを満喫しながら身軽にしておく事である。
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