http://www.asyura2.com/14/china5/msg/863.html
Tweet |
4月30日、米ロサンゼルス・タイムズ電子版は記事「誰が老人の面倒を見るのか?中国経済繁栄のデメリット」を掲載した。2億人の高齢者のうち約半数が「空巣老人」となっている。写真は中国の農村。子どもの世話をする老人。
誰が老人の面倒を見るのか?中国経済繁栄の落とし穴―米メディア
http://www.recordchina.co.jp/a107982.html
2015年5月9日 19時22分
2015年4月30日、米ロサンゼルス・タイムズ電子版は記事「誰が老人の面倒を見るのか?中国経済繁栄のデメリット」を掲載した。5月3日、参考消息網が伝えた。
張佳寧(ジャン・ジアニン)さんは外資系建築会社に職を得て北京で暮らしている。高収入を得て北京にマンションを購入、趣味の旅行にもたびたび出かける余裕がある。人がうらやむ暮らしぶりだが、張さんには大きな悩みがある。故郷の吉林省で暮らす母親だ。61歳になる母親は農村で一人暮らしをしている。もし病気やけがをするようなことがあったらどうするのか、誰が世話をするのか、張さんの悩みは絶えない。
国連の統計によると、中国の60歳以上人口は2億人に達している。その約半数が「空巣老人」、すなわち子どもたちと同居せず老人世代だけで暮らす人々だ。中国では年老いた後は子どもたちの世話になるのが伝統的な観念だったが、新たな社会に適合しなくなっている。核家族化が進み同居が一般的ではなくなったばかりか、親への仕送りを拒む人も少なくない。
政府も老人ホームの建設を進めているが、定員の数十倍も応募が殺到する状況で供給が追いついていないのが現状だ。こうした中、新たな試みとして老人マンションが建設されている。普段は老人たちは自力で生活するが、インターネットで家族と連絡できる設備を備え、病気になれば医師が往診に駆けつけてくる仕組みが整えられている。(翻訳・編集/増田聡太郎)
投稿コメント全ログ コメント即時配信 スレ建て依頼 削除コメント確認方法
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。