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5日、中国のインターネット掲示板にこのほど、「理性的な目で日本を見て」と題する文章が掲載された。写真は2012年9月、深センで起きた反日デモ。
典型的な「反日」だった私、日本を知れば知るほど考え方が変わった―中国ネット
http://www.recordchina.co.jp/a107766.html
2015年5月5日(火) 11時25分
2015年5月5日、中国のインターネット掲示板にこのほど、「理性的な目で日本を見て」と題する文章が掲載された。
以前は私も典型的な憤日(※反日)族だった。当時の私は、日本人はみんな人間を殺し、食らう悪魔だと思っていた。日本を踏みつぶし、絶滅させたいと心から思っていた。しかし、日本について理解するにつれ、日本に対する考え方がまったく変わってしまった。
私は日本に行ったことはない。しかし、友人や親戚の中には日本に旅行に行ったり、日本で仕事をしている人が少なからずいる。彼らの日本に対する評価は圧倒的多数が「プラス」のものである。国内の二流大学を卒業後、日本に渡って仕事を始めたある親戚は、今では自分の会社を持っている。彼の日本に対する評価も批判より称賛の方がずっと多い。
彼はこんな体験を話してくれた。日本で働き始めて間もないころに出張に出かけた際、玄関のドアに鍵をさしっぱなしで家を出てしまった。しかし20日ほど後に帰宅すると、鍵はそのままの状態で盗られた物も一切なかったという。彼は今、両親や妹を日本に呼び寄せて一緒に生活している。
「日本人はかつて多くの中国人を殺したから、消えることのない恨みがある」と言う人がいる。しかし、歴史をさかのぼれば、中国人を殺した人間はごまんといる。中国人さえも容赦なく中国人を殺してきた。その上、原爆を落とされるなど、日本人は相応の罰を受けた。70年の時を経て、今の日本は当時のファシズム国家とはまったく変わっている。多くの国民は平和を愛し、戦争を嫌っているのだ。
「日本は尖閣諸島(中国名・釣魚島)を占領し、中国と領土紛争を抱えている」と言う人がいる。だが、中国はほとんどの周辺国と領土問題を抱えている。その国々もすべて恨むというのか。「日本を叩き潰す」と言う人がいるが、そんなことができるのか。あるネットユーザーの言葉を借りれば、「街で泥棒にも立ち向かう勇気のないやつが、1つの国を消滅させるなんてできるはずがない」のである。
「日本の経済発展は中国のおかげだ。日本製品をボイコットすれば、日本の経済はすぐに破綻する」と言う人もいる。しかし、現在の世界は複雑に絡み合っており、日本製品をボイコットするのは達成困難なミッションだ。特に、日本は科学技術に優れ、さまざまな電子機器やハイテク医療設備、ロボットなどに日本の製品が使われている。日本の海外投資は世界一で、世界の有名企業には必ず日本の影がある。どうやって日本製品をボイコットするというのだ。まさか、鎖国するわけにも行くまい。
日本の長所がまさに中国の短所である。賢明な中国人として、私たちは深く自己を反省し、日本がかつて唐に学んだように、真摯に日本に学ぶべきだ。そうしてこそ、日本を超えることができるのである。(翻訳・編集/北田)
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