http://www.asyura2.com/14/china5/msg/818.html
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(Leaders of China and Japan meet despite tensions: DW English)
http://www.dw.de/leaders-of-china-and-japan-meet-despite-tensions/a-18399139
外交
緊張をよそに中国と日本の指導者が会談する
日本の安倍首相と中国の習主席がジャカルタのサミットの場で会談し、できる限りの外交関係緩和というシグナルを送った。領土紛争や第2次大戦の遺産をめぐって、中国と日本は不和が続いている。
水曜日ジャカルタで、安倍晋三・日本首相は習近平・中国主席との30分の会談の後記者たちに、このアジアの2国の指導者は「戦略的互恵関係」を促進することで地域の安定に貢献することで合意したと語った。
さらに、中国国営メディアによれば、安倍氏が習氏に日本は平和と発展の道を歩んでいくと語った。
両政治家の就任以来ようやく2度目となるこの会談は、アジア−アフリカ首脳会談の傍らで、両国間の異常なまでの高い緊張をよそに行われた。
アジア第1・第2の経済大国の関係は伝統的に冷めたものだが、最近の東シナ海の島々を巡る紛争や第2次世界大戦中の日本の行動をめぐる摩擦のために、数十年間で最低のレベルにまで落ち込んでいる。
大会直前の演説で、安倍氏は日本の戦時の過去について謝罪しなかったために新たな批判を呼んだ。
安倍氏はまた、暗に中国を引き合いに出して強国による弱者への押し付けに警告した。
歴史に「向き合う」
安倍氏は過去について「深い後悔」を表明したものの、慣例の謝罪をジャカルタの演説で行わなかったために、韓国の強い非難を招いた。韓国の国民は中国と並んで、軍国日本による侵略のために重い代償を払った。
さらに、習氏は安倍氏に「日本の側からアジアの隣人たちの懸念を真剣に受け取り、歴史に正面から向き合うとの前向きのメッセージを出すよう望む」と語ったと、中国国営の中央人民広播電台が伝えている。
今週になって、安倍氏は論争となっている戦争の神社に供物を送り隣国を怒らせた。神社には日本の戦死者が祀られている−これには14人の戦争犯罪人が含まれている。
安倍氏はよく熱烈な国家主義者と表現されており、年内に行われる予定の戦後70周年を記念する重要な演説で、彼が先任者たちの例に倣い日本の過去を謝罪するかどうかはまだ不明確だ。
dj/sms (AFP, Reuters, AP)
発表 2015年4月25日
関連テーマ 第2次世界大戦
キーワード 日本、中国、太平洋、第2次世界大戦、ジャカルタ、安倍、習
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(Vers un réchauffement des relations entre Pékin et Tokyo: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20150423-vers-rechauffement-relations-entre-pekin-tokyo-shinzo-abe-xi-jinping/
日本|安倍晋三|中国|習近平|インドネシア
発表 2015年4月23日・更新 2015年4月23日04:06
中日関係緩和に向けて
記者 RFI
安倍晋三・日本首相(左)と習近平・中国主席の握手。2015年4月22日、ジャカルタにて。
REUTERS/Kyodo
「心からの謝罪」ではなく「深い後悔」。4月22日水曜日、ジャカルタで開催されたアジア−アフリカ首脳会談の開会式での安倍晋三・日本首相の挨拶は注意深く見守られた。第2次世界大戦中に帝国軍が犯した行為に対して後悔の表明はあったが、習近平・中国主席がおそらく希望していたような謝罪はなかった。サミットの傍らで2人が会談したのは、2人の就任以来2度目だ。
これは世界が最も注視した握手の1つだ。「冷たい」か、「温かい」か。今回、世界第2・第3の経済大国の指導者による新たな会談(投稿者の和訳)を表現して、ウォッチャーたちは「緊張が解れた」という形容詞を選んだ。
会談はジャカルタ・コンベンションセンターの会議室で行われ、30分ほど続いた。中国と日本の関係緩和を示す話し合いとなったが、それでも中国高官たちは安倍晋三氏に、先任者の1人・村山富市氏が15年前に行ったように、挨拶には「謝罪」という言葉の方を出して欲しかっただろう。
しかし、日本は謝罪の時間ではなく、後悔の時間を過ごしていた。いや、後悔していたかどうかも疑わしい。ちょうどその日、日本の国会議員100人ほどが靖国神社を参拝した。靖国神社には戦死した日本の軍人が祀られており、その中には第2次世界大戦の戦争犯罪人も含まれている。安倍晋三氏は神社に真榊を奉納した。この行為は中国や特に韓国の怒りを呼んだ。水曜日、韓国政府は「深い失望と遺憾の意」を伝えた。
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(投稿者より)
ドイチェヴェレ(英語)とRFIの各サイトに掲載された記事です。誤訳があるかも知れません。ご容赦下さい。なお、発表日は前後しています。
ちなみに、これが前回の会談の握手の写真です。折角の御指摘ですから、表情の違いに注目しましょう。
(La Chine et le Japon renouent des relations au sommet de l'Apec à Pékin: RFI(投稿者の和訳))より
バンドン会議での安倍氏のスピーチで使われた言葉が問題になっています。
これが、安倍氏がバンドンで使った言葉です。
「バンドンで確認されたこの原則を、日本は、先の大戦の深い反省と共に、いかなる時でも守り抜く国であろう、と誓いました。」
"Those are some of the principles Bandung affirmed. And Japan, with feelings of deep remorse over the past war, made a pledge to remain a nation always adhering to those very principles throughout, no matter what the circumstances."(英訳は外務省サイトより)
ちなみに、安倍氏は4月29日の米国連邦議会での英語スピーチで戦争の歴史についてこのように述べています。
"Post war, we started out on our path bearing in mind feelings of deep remorse over the war. Our actions brought suffering to the peoples in Asian countries. We must not avert our eyes from that. I will uphold the views expressed by the previous prime ministers in this regard."
「戦後の日本は、先の大戦に対する痛切な反省を胸に、歩みを刻みました。自らの行いが、アジア諸国民に苦しみを与えた事実から目をそむけてはならない。これらの点についての思いは、歴代総理と全く変わるものではありません。」(和訳は外務省サイトより)
この会談には様々な批評が「阿修羅♪」にも出ていますが、2人が握手する姿を習氏はAIIBへの参加を決めた欧州諸国に見せたい、安倍氏は中国との摩擦を避けたい米国に見せたい。ですから会談の中身はともかく、2人は握手をするための場が欲しかったのかも知れません。それで世界が安心するなら、これも意味あることだっだのでしょう。
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