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日本の対中封じ込めに反撃、中国のミサイルは与那国島を射程に収めている―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a105929.html
2015年4月11日(土) 5時25分
2015年4月10日、中国の軍事専門家は中国のミサイルは与那国島を射程に収めていると指摘した。以下はその内容。
日本の自衛隊は沖縄県与那国島を「スパイ島」にして、尖閣諸島方面を始めとする東シナ海に対する監視・情報収集能力を強化する計画だ。日本メディアの報道によると、基地には監視レーダーと傍受施設を設け、自衛隊員150人からなる「沿岸監視隊」を配備。東シナ海および周辺海域、空域を通過して太平洋に出入りする中国の海軍部隊、空軍部隊を主に監視する。軍事専門家の梁芳(リャン・ファン)氏は中国中央テレビ(CCTV)のインタビューに「日本は第一列島線での中国封じ込めをほぼ整えた。だが中国にはこれに対する反撃措置があり、中国の全ての沿岸配備ミサイルの射程は与那国島をカバーできる」と指摘した。
報道によると日本最西端の与那国島は尖閣諸島からわずか150kmの距離にあり、1500人が暮している。いわゆる尖閣諸島の「防御」と「中国側動向の監視」の強化の重要な一環として、日本政府は与那国島に強大な監視・通信基地を建設する計画だ。
梁氏によると、日米にとって琉球諸島は第一列島線で中国を封じ込めるために重要な地域であり、日本機が沖縄の嘉手納空軍基地から離陸した場合、東シナ海に到達するまでに1時間、黄海または南シナ海に到達するまでには1時間半かかる。だが与那国島から離陸すれば尖閣諸島までわずか6分だ。与那国島の地理的重要性は言うまでもなく、中国に対する影響は非常に大きい。
日本の防衛省の日程では、2015年から2018年までに沖縄と尖閣諸島の間にある宮古島と石垣島に陸上自衛隊の「国境警備部隊」を順次配備。与那国島には陸上自衛隊の「沿岸監視隊」を配備して、東シナ海で「活動を活発化する」中国軍に対応する。すでに大型フェーズドアレイレーダー「FPS-5」4基の与那国島への配備作業を完了した。FPS-5は高さ30.48mで、ネットワーク構築後は日本本土から朝鮮半島と東シナ海の全域を監視し、速度マッハ10の弾道ミサイルを探知、追跡できる。
梁氏によると、FPS-5は800kmも先まで監視できる。与那国島に同レーダーを配備した場合、尖閣諸島を含む台湾周辺海域、南東沿海地域、さらには江西省、江蘇省、安徽省なども日本の監視範囲内に入る。「日本は琉球諸島で北から南へと徐々に軍部隊や先進的装備を配備し、すでに揺るぎない封じ込め網を形成した。すでに第一列島線での対中封じ込めをほぼ整えた」。梁氏は「だが与那国島は中国とこれほどにも近く、中国の全ての沿岸配備ミサイルの射程は与那国島をカバーできる。日本が中国を監視すると同時に、中国も日本に反撃しつつある」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/NA・編集/武藤)
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