26日、環球時報は社説「日本の便座は中国の製造業の目標ではない」を掲載した。訪日した中国人がウォシュレット付き便座など日本の高機能便座を「爆買い」した現象は中国でも話題となっている。写真は日本のトイレ。

中国人が「爆買い」する日本のウォシュレット便座、「中国メーカーは追いかけても永遠に追い付けない」―中国メディア
http://www.recordchina.co.jp/a103189.html
2015年2月26日(木) 11時33分

2015年2月26日、環球時報は社説「日本の便座は中国の製造業の目標ではない」を掲載した。訪日した中国人がウォシュレット付き便座など日本の高機能便座を「爆買い」した現象は中国でも話題となっている。

今年の春節（旧正月）の連休に日本を訪れた中国人観光客の消費額は60億元（約1140億円）とも言われている。中でも日本ブランドの便座が売り切れ寸前になるという現象も見られた。約2年前に起きた日本製品の不買運動を考えると皮肉なことで、国内では外国製品を好んで買う行為を批判する人もいる。

便座に関する話題は春節前に突然注目を集めた。当初は日本製品の素晴らしさと中国製品のレベルの低さが話の中心だったが、これが日本ブランドの便座にとっては大きな宣伝効果となった。確かに日本の便座は機能やデザイン、使う人のことを考えた気配りが至るところに表れている。

ただ、便座が大量に売れることが日本企業にとって名誉となるわけではない。以前は世界の家電市場に強い影響力を与えていたが、現在注目を集めているのは便座に炊飯器だ。これは中国の製造業の成長で日本の市場影響力が弱まったとも言える。

しかし、中国の製造業は日本の便座を目標に成長しようとしてはいけない。日本の便座をまねた製品を作れば、それこそ恥ずべき行為だ。日本の便座に追い付こうとするならば永遠に追いかけるだけの存在になってしまう。中国企業は新たな発想で日本に対抗することが必要だ。両国が互いに競争し合い、成長することを期待する。（翻訳・編集/野谷）

コメント
01. 2015年2月27日 07:10:06 : FUtnN1arpo 白物家電・黒物家電に比べて便座や炊飯器の技術がくだらないかのような書き様だが、どちらの開発も数十年かけて今日の結果がある。 これはこれでオンリージャパンの技術だ。ガラパゴスだって良いじゃないか。
02. 2015年2月27日 08:03:48 : KzvqvqZdMU ま、ケツのふき方から勉強する必要があるな中国人は。中国のトイレのあの汚さ。 [３２削除理由]：削除人：アラシ
03. 2015年2月27日 18:07:47 : w3M1BHSquE 洗浄便座に意味が有るか無いかは別として、中国人が こぞって買い求めるのは紛れもない事実 中国人の爆買いは 結構な事ではないか、それを実際に使った中国人に 日本の技術の高さを思い知らせる訳で これは便座などの特定の企業製品だけではなく、日本の工業製品全体に関わってくる事ですから 洗浄便座の必要性うんぬんなど あまり重要では無い事です。

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