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日本は西洋でなぜこれほどまでにもてはやされるのか―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150209-00000009-xinhua-cn
FOCUS-ASIA.COM 2月9日(月)7時4分配信
国際先駆導報は5日、「日本は西洋でどうしてこれほどもてはやされるのか」とする分析記事を掲載した。以下がその内容だ。
中国のあるベテラン外交官は「日中間の東シナ海、南シナ海の問題に対して、西洋の大半は日本の非情な訴えを信じている。また、西洋では日本人が語る中国のほうが、中国人自身が語るよりさらに大きな影響力を持っている」と感慨深げに語った。
言い換えれば、西洋諸国世論に対する日本の影響力は、長年にわたり中国より優れているということだ。
「クールジャパン」戦略は、日本のソフトパワーづくりにおいて経済効果と広報文化外交効果を組みわせた最新のアクションと称される。2002年、ダグラス・マッグレイ氏が著名な雑誌「Foreign Policy」で「Japan’s Gross National Cool」と題した文章を発表し、日本のアニメや流行音楽、電子ゲーム、家電製品、ファッション、グルメなどの流行文化分野における世界的な影響力を高く評価した。
日本は自国の観光における魅力やソフトパワーを伝えるうえで、世界的に名高い文化人や芸術家の力を借りる。例えば、日本茶道を代表する流派の1つである裏千家が米国議会をもてなして茶道外交を展開したり、米国の流行文化を代表する人物であるレディ・ガガが日本でコンサートを開いた際、当時の観光庁長官が現場に駆けつけたりした。レディ・ガガが「日本はとても安全」、「日本がとても好き」などといった美辞麗句を発したのだ。
「クールジャパン」のブランドが持つ価値は、主に文化に集中している。しかし価値観や外交政策の面で、安倍晋三首相の登場によってグローバル的視野を持つ日本のソフトパワーはダメージを受けた。首相就任後、鳩山由紀夫政権の2010年には11位だった「報道の自由」ランキングが、13年には53位、14年には59位と年々下降している。
日本の国家イメージの低下に対して、安倍首相は自身の歴史認識問題を反省しないばかりか、韓国、中国、米国による「反日プロパガンダ」のせいにし、海外での宣伝予算増加を要求、日本の名声を回復させようとしているのだ。外務省は2015会計年度の予算で「戦略的対外発信」として500億円の経費を新たに盛り込んでいる。
(編集翻訳 城山俊樹)
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