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中国はもはや日本を超えたのか?国務院高官「実際には恐るべき差がある」―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150209-00000000-xinhua-cn
FOCUS-ASIA.COM 2月9日(月)0時13分配信
和訊網は5日、国務院研究室総合司長が中国の雑誌「人民論壇」で発表した評論文章を掲載した。以下がその内容だ。
日本について、中国の経済規模が日本を抜いて世界第2位となったという表象的な部分から簡単に評価してはいけない。総じて、日本の経済・社会はすでに高い文明発展レベルに入っているし、日本は世界でも最も公平な国の1つなのだから。日本の友人が「われわれは真の社会主義国家だ」と冗談を飛ばしさえするほどだ。
先日、訪問団を組織して21日間の日本視察を行った。経済発展モデルの転換をテーマとし、政府機関、企業、大学、研究機関を訪問し、専門家の意見を聞いた。視察したのは東京、大阪、福岡などだ。そこで感じたのは、日本は「失われた20年」と称される経済低迷を経験してきたにもかかわらず、すでに高度な文明発展の段階に入っている、ということだ。
中国の輝かしき経済発展の成果と日本経済の長期低迷によって、多くの中国人が「中国はいい、日本はもうダメ」と見ているほか、「中国はもうすぐ全面的に日本を超える」と考えている人さえもいる。しかし、日本の経済や社会は一部の人が考えているような「泥沼状態」ではなく、むしろ経済的な営みは安定しているのである。比べてみると、現代化への道のりにおいて中国との間にはなおも大きな差があるのだ。
第1に、経済力での大きな差だ。中国の経済規模は日本を超えたが、中国の国土面積は日本の25倍、人口は10倍あまり。反面、日本人の1人あたりGDPは中国の10倍なのである。
第2に、日本は現代化の先駆者的ポジションにある。約1億2800万人がわずか37.78万平方キロメートルの列島に住んでいるうえ、人口が本州に集中しているにもかかわらず、交通は非常にスムーズ。国際的な大都市・東京ですら、長時間の渋滞はほとんど見られないのだ。それは主に、自動車工業が発展していてマイカー所有率が高い一方で、大都市では地上・地下の鉄道による立体的な交通網も整備されていることに起因する。
第3に、日本は生態環境保護で顕著な成果を挙げている。日本の都市間を結ぶ高速道路ではしばしばトンネルや橋を通過するが、そこから見える山々はみんな青々としている。日本の森林カバー率は64%と、世界でも最高水準なのだ。
第4に、日本は世界で最も秩序のある国の1つである。さらには最も公平で、清廉な国の1つでもあるのだ。
第5に、日本国民の高い素養。礼節、信用を重んじ、自己を厳しく律するとともに、団結の精神を持っているのである。
(編集翻訳 城山俊樹)
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