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1月31日、環球時報は記事「中国の実力が米国を超えたとしても…米国に挑戦すると考えるのは大間違い―海外メディア」を掲載した。写真は米サンディエゴの空母博物館。
中国には米国を倒す意志はない、中国中心のアジア秩序を作るだけで良い―英研究機関
http://www.recordchina.co.jp/a101702.html
2015年2月2日 9時1分
2015年1月31日、環球時報は記事「中国の実力が米国を超えたとしても…米国に挑戦すると考えるのは大間違い―海外メディア」を掲載した。
英ノッティンガム大学中国政策研究所は「中国の野心とは?」と題したコラムを掲載した。米国の専門家には中国脅威論を唱え最終的に米中の衝突は不可避との見方を示している者が多いが、それは大きな間違いだと断じている。
なぜそう言い切れるのか。第一に中国の実力が大きく向上したとはいえ、総合的な実力、とりわけ軍事技術では米国との差は大きい。近い将来、米国に挑戦するとは考えられない。
第二に中国には米国に挑戦する必要も意志もないということだ。確かに中国はアジアの国際秩序を中国中心に再編するという「中国の夢」を目標に掲げている。だがそれは覇権国家になるとか、朝貢体制を再現するといった大それた話ではない。
米国の政治家はこのことをよく理解し、またオバマ政権が進める対アジア政策についても慎重に検討するべきだろう。もし中国との戦いが不可避だと米政府が考えたとするならば、悲劇的な結果を生み出すことになる。(翻訳・編集/増田聡太郎)
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