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上海市内の南京東路の歩行者天国をあるく観光客や買い物客ら。日本人を狙ったぼったくり被害が多数発生している。ニセモノの腕時計の販売やマッサージなどの客引きも多い(16日、河崎真澄撮影)
【中国トンデモ事件簿】ビールとギョーザで「19万円」 カラオケ店女豹変「手切れ金払え」 上海で日本人ぼったくり被害急増…5年前の4倍に、円安が原因?
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150125/frn1501251106009-n1.htm
2015.01.25 夕刊フジ
中国最大の経済商業都市、上海で日本人を狙ったぼったくり被害が急増している。
観光客や出張者がよく訪れる上海市内の繁華街、南京東路で「日本語を勉強している」などと日本語で話しかけてきた2人組の中国人の女に誘われるまま、タクシーで連れて行かれた料理店でビールを飲み、水ギョーザなどを食べた日本人の男性。会計しようとすると2人組の女はどこかに消え、いきなり1万元(約19万円)を請求された。支払いを拒否すると、男性は奧の部屋に連れて行かれて数人の男に囲まれて怒鳴り上げられ、身の危険を感じたためクレジットカードでやむなく支払ったという。
こうした邦人被害は上海の日本総領事館が把握しているだけで、昨年は5年前の4倍以上となる約180件に上ったという。被害総額は約7千万円だった。同館では「外国であるという認識を持って十分用心して行動してほしい」と来訪者に注意を喚起している。
上海在住の長い関係者によると、日本人の観光客や出張者を相手にしていた料理店やカラオケ店、バーなどで働いて日本語を覚えた中国人の男女が、円安や大気汚染のおありで日本人客が急減したため収入が減って、こうした犯罪行為にも手を染め始めたのだとういう。一方、日本人を狙う組織的なぼったくり集団もかねてから暗躍している。
ビールと水ギョーザの被害以外にも、上海浦東空港と市内を結ぶリニアモーターカーの駅からタクシーに乗車したところ、途中で男が乗り込んできて日本語で勝手に観光案内を始め、ガイド代として日本円で何万円も要求したケースや、タクシーで100元(約1900円)札で乗車料金を支払おうとしたところ、運転手から「ニセ札だから取り換えろ」と数回つっぱねられ、降りた後で実際は、運転手にホンモノの札とニセ札がすり替えられていたことが発覚したケースなどがある。いずれも観光客や出張者など、地元の事情に通じていない日本人ばかりを狙った悪質なケースだ。
ぼったくり以外にも、銀行の正規のATM(現金自動預払機)で人民元の現金を引き出したところ複数のニセ札が混じっており、銀行の窓口で抗議したが取り合ってもらえなかった被害や、横断歩道を青信号で渡ろうとした日本人が、猛スピードで歩行者に突っ込んできた高級ドイツ車の運転手に抗議したところ、逆ギレされて路上で暴行を受けた被害なども報告されている。日本の常識が通じない別世界とはいえ、トラブルは後を絶たないようだ。
駐在員ら上海で暮らす日本人も狙われている。円安などの事情で帰任する駐在員が増えているが、日本人相手のカラオケ店やバーなどで知り合った中国人女性に「帰国が決まったのでもう店には来られない」と切り出すと態度が急変。「手切れ金」「慰謝料」などと根も葉もない理由でカネを要求するケースがあり、これも複数の中国人の男に取り囲まれたり、勤務先に女らが乗り込んできたりして何万元(数十万円)も要求する被害があった。
上海の日系調査会社は“駐在員帰国直前被害”の実態調査にも乗り出しており、「カラオケ店などの女性には帰任の件は話さず黙って帰国するよう」指導している。(上海 河崎真澄)
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