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25日夜、バリケードなどの強制撤去があった香港・九竜地区モンコックで、警官隊に連行されるデモ隊の男性=共同
香港デモ 強制排除で80人逮捕 負傷者多数
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2014112602000114.html
2014年11月26日 東京新聞 朝刊
【香港=白石徹】香港の高等法院(高裁)による道路占拠禁止命令を受け、九竜地区の繁華街モンコック(旺角)のバリケードを撤去する強制執行が二十五日実施された。警察は立ち退きを拒否した学生らを強制排除し三十二人を逮捕したと発表。さらに同日夜、警官隊は障害物が取り除かれた付近の裏道で学生デモ隊と衝突し、催涙水を大量に噴射して学生らに多数の負傷者が出た。逮捕者数は少なくとも八十人になった。
強制執行は学生デモ隊との正面衝突を避けるため、デモ隊の主要拠点である旺角の目抜き通りネイザンロードを避け、脇道の障害物の撤去にとどめたが、強制排除は免れなかった。
旺角には警官隊約三千人が配置され、暴力団の介入を防ぐため私服警官約千人も動員されたという。作業員が木製バリケードを壊し重機を使って土のうなどを取り除き、六時間ほどで強制執行は終了し車両の通行が可能になった。
一方、脇道の道路に座り込んで抗議した数百人の学生デモ隊や市民のうち、障害物を運び出した後も抵抗を続けた学生らと警官隊が衝突。逮捕者には立法会(議会)の民主派議員一人も含まれている。強制執行は香港島の官庁街アドミラリティ(金鐘)の一部道路で十八日に実施されて以来。
二十六日にも強制執行が予定されるネイザンロードには今も約四百メートルにわたって約二百五十張りのテントが並び、過激なデモ隊も陣取る。宗教組織などの団体も加わっており、激しい衝突が起きる恐れがある。
学生デモ隊や市民は九月二十八日から二カ月近く占拠運動を継続。香港トップの行政長官選挙に関し中国の全国人民代表大会(国会に相当)常務委員会が決めた制約付きの選挙方針に従う香港政府と学生側の主張の開きは埋まらず、新たな対話が模索されている。
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