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北京で6種の禁止薬品使用した促成栽培モヤシ2000kgが出回る(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/14/china5/msg/199.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 26 日 07:11:05: igsppGRN/E9PQ
 

北京で6種の禁止薬品使用した促成栽培モヤシ2000kgが出回る
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141126-00000004-pseven-cn
NEWS ポストセブン 11月26日(水)7時6分配信


 中国の食品の危険性はよく知られているが、北京では11月中旬、6種類もの有害な化学薬品を使用した促成栽培のモヤシが毎日2000キログラムも販売されていたことが分かった。そのモヤシを食べた人が腹痛を訴えたため発覚したが、すでに警察当局が栽培業者を逮捕し、営業停止処分にしている。北京紙「京華時報」が報じた。

 ことの発端は、北京市内のレストランで、客が腹痛を訴えたことだ。店主が原因を突き詰めていったところ、市内の業者から仕入れているモヤシが通常の2倍も長く、しかも漂泊したように真っ白い色だったため、「モヤシが怪しい」と疑い、その業者からは仕入れを中止した。

 その後、腹痛を訴える客がいなかったため、店主は「やはり腹痛の原因はモヤシだ」として、警察に訴えた。

 警察が業者のモヤシ農園を家宅捜索すると、漂白剤として用いる亜ジチオン酸ナトリウムや、促成栽培用に用いる有害な化学薬品など6種類もの化学薬品や農薬が見つかった。これらの化学薬品を入れた水溶液でモヤシを栽培していたという。

 この業者は通常ならば1週間前後かかる栽培時間をほぼ3日間で促成栽培し、毎日2000キログラムを生産していた。

 中国野菜の危険性はしばしば指摘されているが、値段が安いのが魅力で、日本の大手飲食チェーン店も使用していることが分かっている。学校給食にも一時使われており、2006年には福岡市内の小学校118校、計6万1048人の学校給食に使用された中国産の冷凍キヌサヤから、食品衛生法で定められた基準値の約6倍の残留農薬が検出されており、大きな問題となった。

 また、ロシア極東のクラスノダール地区では昨年7月、ロシアでは使用禁止の化学薬品を使って野菜を栽培していたとして、警察当局は中国人が経営する農園で働いていた中国人労働者17人を逮捕する事件が起きている。

 クラスノダール地区政府はこの問題を重視し、今年の中国人労働者の受け入れを中止している。


 

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コメント
 
01. 2014年11月27日 07:51:50 : jXbiWWJBCA

「中国生活「モノ」がたり〜速写中国制造」
中国人観光客のおもてなしには熱い白湯を

ステンレスボトルより凄い集客の切り札

2014年11月27日(木)  山田 泰司


今年新たに開店した日本のとんかつチェーン。週末の食事時は長蛇の列
 アベノミクスによるプラスの効果が大企業のみならず中小零細で働く人たちの所得にいつ反映されるのかが議論され始めて久しい。上海で生活する私のケースで言えば、このコラムを書いて日経ビジネスからいただいている原稿料の使い出が、悲しいほど減ってしまった。アベノミクスのおかげで進んだ円安で、である。

 私は中国や香港を拠点に仕事をし始めて20年以上になるのだが、「この品物は日本円だといくらになるのか」ということをどうしても気にしてしまう。この10年は日本の媒体からもらう原稿料など円建て収入の比率が多いのでなおさらである。

 例えば去年の1月、上海の日系デパートのフードコートに日本の有名とんかつチェーン店が入居した。ロースかつ御膳が62元、持ち帰り用のロースかつ弁当が52元。当時の円レートは米ドルが88円、人民元が14円で、これに照らせば870円と730円。一人での外食はできるだけワンコインで収めたい私としては既に安くない金額だった。ただ当時も、日経BP社の別の媒体で既にコラムを書いていたので、「今日は日経の原稿料が振り込まれたから、とんかつぐらい食べたってバチは当たらないよな」などと理由をつけては時折、日本の味を楽しんでいた。

 ところが去年5月に1ドル=100円を突破すると、元も16円台に突入。今年に入って先月31日に実施された日銀によるいわゆるサプライズ緩和でさらに円安が加速し、元は19円台になった。ドルが100円を突破したあたりから生活防衛のためにとんかつはご無沙汰しているので現在の値段は知らないが、当時のままならロースかつ御膳は1200円、ロースかつ弁当でも1000円と、ワンコインからはほど遠い金額になり、わが家の食卓からも遠ざかってしまったのである。

円安で飛ぶように売れるステンレスボトル

 一方で、訪日する中国人観光客にとっては当然、円安で自国通貨の人民元の使い出が増え、買い物の楽しみが増したことになる。

 先週も、新宿のデパートで展示会をしていた弟から「隣の売り場で、中国人のお客さんが鉄瓶を1人で2つ、3つと買っていくよ。景気がいいんだねえ」というメッセージが入った。へえ、鉄瓶か。中国人にはお茶関連のモノが人気なんだな、と改めて思った。

 11月19日付の「日本経済新聞」によると、中国人観光客を主要ターゲットにしている家電量販・免税店のラオックスにおける10月の売れ筋商品(数量ベース)で、1位の化粧品、2位の医薬品に続き、ステンレスボトルが3位に入っている。お茶を頻繁に飲む習慣のある中国人がマイボトル用に購入していくとのことで、新潟県燕市のメーカー、セブン・セブンの製品などがよく売れると報じている。

 確かに昔から、中国人のマイボトル率は高かった。特に列車での長距離移動時にマイボトルは必須。1980〜90年代はインスタントコーヒーや果物の瓶詰めの空き容器を代用していることがほとんどだったが、2000年代に入るとガラス製、プラスチック製で茶漉しの付いたお茶専用ボトルや、ステンレス製の真空ボトルなどが登場。今でもカルフールやウォルマートなどの大型スーパーにおびただしい数のボトルが陳列されているのを見ると、大きな需要のあることが分かる。日本のオフィスでは仕事中に自分の席でお茶を飲むのを禁じている企業も少なくないようだが、中国では原則自由で、マイカップ・マイボトルを持ち込みお茶を楽しんでいる。マイボトルに飲み物を詰めてリュックに入れ通学する小中学生も多いようだ。


上海市内の大型スーパーで陳列されているステンレスボトルやお茶用のガラス製ボトル
中国人のマイボトルに保温性は不要だ

 さて、中国人観光客に日本みやげとしてステンレスボトルが人気だという日本の報道を読むと、おみやげとして大きさや値段(3000〜5000円前後)が手ごろ、日本製のものは中国でも売っているが値段が割高になる、保温性に優れるなどの点を人気の理由に挙げているものが多い。特に3番目の保温性は、高い機密性を実現する技術があればこそのことで、技術立国・モノ作り立国ニッポンの面目躍如といったところであろう。

 ただ、中国人がマイボトルを普段使いしている姿を見ていると、ボトルに対して彼らがそこまで高い保温性能を求めているようには思えない。その理由については後述するが、円安ショックによる生活防衛のために、マイボトルを買ってお茶を携帯してみようか。そう思い立った私は、数年前からおみやげ用の茶葉を買っているお茶屋の厳さんの店に向かった。


上海で20年お茶専門店を経営する厳葉茗茶の厳さん。この日は鉄観音と紅茶を振る舞ってくれた
 厳さんは世界遺産として知られる安徽省黄山近郊にある茶農家の出身。子供の時から茶摘みなどの作業を手伝って育った。今は実家で長男が栽培した茶を次男の彼が上海で販売している。上海で茶の商売を始めて20年。一人息子が今夏、上海の大学に合格した。まさにお茶とともに人生を歩んできた人である。緑茶、鉄観音、ジャスミン茶、プーアル茶、紅茶などあらゆるお茶を揃えているが、中でも厳さんの実家で栽培している安徽省の名産・毛峰茶と、中国で緑茶の代名詞になっている浙江省杭州の龍井茶がおいしいと評判だ。

 まず、上海人が普段、マイボトルに入れて飲んでいるお茶はいくらぐらいなのかを聞いてみた。

 「まあ人それぞれだけど、1斤(500グラム)280〜480元(5300〜9100円)というところだね」。え、それじゃいつも私がおみやげに買うのと同じ値段じゃないですか。あれはあくまで贈答用で、毎日飲むお茶はもっと安いのかと思った。随分高いのを飲むんですねえ。するとそれを聞いた厳さん、「高くないよ。3人家族でひと月どれだけ飲むと思ってるの? 半斤(250グラム)程度しか飲まないんだから」。それでもひと月3000円近く。ちなみにあとで調べてみると、日本の大手スーパーが出しているプライベートブランドの煎茶は100グラム税込み511円。上海人の飲んでいるお茶はやはり安いとは言えない。

気密性は水漏れ防止のため

 高いと言われてちょっぴり不機嫌になった厳さんの様子に慌てた私は、そうそう、今日はボトルを買おうと思ってきたんですよ、お勧めはやっぱりステンレスボトルですか? すると厳さん、「普段使うんでしょ? だったらガラスので十分じゃないの」と茶漉しが付いてガラスが二重構造になっているものを勧めてくれた。16元(300円)と今度は随分安い。


厳さんの店に並ぶガラス製やステンレス製のボトル
 リュックに放り込んで歩くから、水漏れすると厄介なんだけどな、と不用意につぶやくと、厳さんますます眉根を寄せて、「漏れないよ!」。それでも気になったのだろう。水を入れてフタを閉め、逆さにしたら、見事に漏れた。「ゴムのパッキンが悪いんだ」と言いながら厳さんが取り出したのは、大人の腕でようやく抱えられるほどの大きな袋。中にはパッキンがギッシリ詰まっていた。ボトルは当然、あらかじめパッキンの付いた状態で入荷するはずだから、袋に入っていたのは交換用に厳さんが準備しているものだという証。水漏れするような製品がまだまだ多いということなのだろう。厳さんの名誉のために言っておくと、この日ボトルとともに購入した福建省の武夷山で採れたという紅茶は、素晴らしくおいしかった。

 こんなに簡単に水漏れするのでは、漏れない日本製が重宝がられるのは当然だろう。そう思った私は、毎日マイボトルを持ち歩いている友達を思い出し、意見を聞いてみることにした。タクシー運転手の周さんだ。

タクシー運転手は1日3本分飲む


ガラス製マイボトルに入れた紅茶で一息入れるタクシー運転手の周さん。夏には体内の熱を逃がす効果のある緑茶、冬は体を暖める紅茶を飲む
 1992年からタクシーに乗り始めて今年で23年目のベテラン。上海のタクシーは2人1組で1台のクルマを使うシステムで、周さんも1勤1休の勤務体系。1食15分ほどの食事休憩を除いて、早朝5時半に家を出て深夜の11時半に帰宅するまで、ほぼぶっ通しで走る働き者である。初乗りは14元(270円)、1日平均25人、多い時で30人を乗せるという。クルマは会社が提供するが、ガソリンは自分持ち。1勤務につき会社に300元(5700円)を支払い、ガソリン代も1日300元。つまり600元から先が自分の稼ぎになるのだが、ここ2〜3年は好景気を反映して、1日の売り上げは平均1200元(2万3000円)程度になるため手取りは600元(1万1000円)、月収で9000元(17万円)にはなるという。

 同じ会社で事務をしていた奥さんは50歳で既に定年退職しており、年金が毎月2800元(5万3000円)出る。26歳になる独身の一人息子のために2年前、上海郊外の宝山に息子用のマンションを買った。80平米で、頭金80万元(1500万円)は周さんが出してやり、残りの90万元(1700万円)も周さんの自宅や給料を担保にローンを組み、支払いも一部負担しているという。

 「上海の独身の男はマイホームがないと嫁の来手がないから、息子を持った親は大変だ」と顔をしかめて見せるが、60歳で定年になる周さんは年金が月4000元(7万6000円)入る予定だし、周さん夫婦の自宅も持ち家。「妻の年金と合わせれば老後の心配はない。私が定年になる8年後までには、さすがに息子の嫁も見つかるだろうしね」と笑う。

 その周さんが、「いつも乗車時に使っているのはこれ」と見せてくれたのは、私がさっき厳さんの店で買ったのと同じ二層構造のガラス製のボトル。値段は15元(280円)で私のより1元安い、と書いたらまた厳さんに怒られてしまいそうだ。1日3本分はこれでお茶を飲むという。ちなみに茶葉は、「仕事柄、私がお茶をよく飲むのを知っている古いお客さんや親類がプレゼントしてくれるので、自分ではほとんど買わない」そうだ。

 さて最近、中国人の日本みやげでステンレスボトルが人気らしいのですが、周さんは使わないの? と尋ねると、「ステンレスボトルは家に3つもあるよ。中国製だけどね。でも私は嫌い。内瓶やボディはステンレスだけど、コップになるフタの内側がプラスチック製でしょ? あの臭いがダメ。ガラスのボトルからそのまま飲む方がいい。日本製のステンレスボトルのコップはプラスチックの臭いがしないのかな?」。なるほど、臭いがしないのかもしれませんね。臭わないとしたら、日本製が欲しいですか? 保温性も高いみたいですけど。「あっても悪くないけど、でも要らないかな。走りながらあんまり熱いと飲み難いんだよ」

 「それにね」と周さんは続ける。「熱いお湯なら、町中でどこでももらえるじゃない?」

お湯のサービスは無料が基本


定食屋のウォーターサーバーでお湯をもらう周さん
 そう。先に後述すると言った、上海人が普段使いするマイボトルにそれほど高い保温性を必要としているとは思えない理由はここにある。この日、よくお湯をもらう店に連れ行ってくれと頼んで周さんが案内してくれたのは、小籠包、麺、丼物が中心の大衆食堂だったのだが、周さんはズカズカと店内に入ると、ウォーターサーバーからマイボトルに熱いお湯を注ぎ足し、食事をせずに店を出た。店側もまったく気に留めない。食事時に近くを通りかかった時にはこの店で麺を食べることもあるそうだが、かとって、店員と顔なじみということでもない。こういう店を周さんはいくつも持っている。

 一方で、オフィスワークの人であれば、会社にウォーターサーバーは必ずといっていいほどある。旅に出ても、中国の列車は80年代から現在に至るまでアツアツのお湯だけは無料で、女性の車掌さんが大きなヤカンや花柄の魔法瓶を重そうにぶら下げてお湯を配りに来た。生活インフラが整っていなかった時代、上海には「老虎灶」と言って、お湯を沸かして売る商売があったが、それも最後の1軒が7年ほど前に姿を消した。中国で、お茶を飲む程度のアツアツのお湯は無料でサービスを受けられるものなのである。

 今年の早秋、上海の地下鉄駅構内に、ルフトハンザ航空の中国向け広告が掲載された。ビジネスクラスと思しき座席に座った中国人の若いカップルが食後のデザートを楽しんでおり、女性のテーブルには花柄の茶筒と、茶葉を入れたガラス製のマイポットが置いてある。私やタクシーの周さんのと同じような、保温性の悪い、水漏れしやすいあのボトルである。


アツアツのお湯のサービスをアピールするルフトハンザの広告(動画サイトYoukuからのキャプチャ)
 すると、にこやかに近づいてきたキャビンアテンダントが、ポットから熱いお湯をボトルに注ぐ。隣では夫がワイングラスを片手に、その様子を満足そうに眺めている――。「当エアラインでは、アツアツのお湯のサービスをご提供しております」のアピールだ。ルフトハンザ、なかなかやるな、と私は唸った。反日や原発事故の影響が一服し、中国人観光客が本格的に戻り始めた今、ステンレスボトルそのものを売らない業種の日本人にとっても、アツアツのお湯のサービスは、商売繁盛につながるツールになる可能性を秘めている。

このコラムについて
中国生活「モノ」がたり〜速写中国制造

「世界の工場」と言われてきた製造大国・中国。しかし近年は、人件費を始めとする様々なコストの高騰などを背景に、「チャイナ・プラス・ワン」を求めて中国以外の国・地域に製造拠点を移す企業の動きも目立ち始めているほか、成長優先の弊害として環境問題も表面化してきた。20年にわたって経験を蓄積し技術力を向上させた中国が今後も引き続き、製造業にとって不可欠の拠点であることは間違いないが、一方で、この国が世界の「つくる」の主役から、「つかう」の主役にもなりつつあるのも事実だ。こうした中、1988年の留学から足かけ25年あまり上海、北京、香港で生活し、ここ数年は、アップル社のスマートフォン「iPhone」を受託製造することで知られるEMS(電子機器受託製造サービス)業界を取材する筆者が、中国の街角や、中国人の普段の生活から、彼らが日常で使用している電化製品や機械製品、衣類などをピックアップ。製造業が手がけたこれら「モノ」を切り口に、中国人の思想、思考、環境の相違が生み出す嗜好を描く。さらに、これらモノ作りの最前線で働く労働者達の横顔も紹介していきたい。本連載のサブタイトルに入れた「速写」とは、中国語でスケッチのこと。「読み解く」「分析する」と大上段に構えることなく、ミクロの視点で活写していきたい。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20141126/274290/?ST=print


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