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24日、中国共産党系の環球時報は、米国防総省が南シナ海の環礁埋め立てを進める中国を警戒する発言をしたことを受け、「米国とどんなかかわりがあるのか」と批判する社説を掲載した。資料写真。
中国紙が米批判「当事国以外は介入するな」=中国が南沙に軍用滑走路建設、米が中止促す
http://www.recordchina.co.jp/a97947.html
2014年11月25日 0時5分
2014年11月24日、中国共産党系の環球時報は、米国防総省が南シナ海の環礁埋め立てを進める中国を警戒する発言をしたことを受け、「米国とどんなかかわりがあるのか」と批判する社説を掲載した。
米国防総省は21日、南シナ海の南沙(スプラトリー)諸島にある永暑(ファイアリークロス)礁で、中国が軍事用滑走路の建設とみられる大規模な埋め立て工事を行っていると指摘した上で、「中国及び南シナ海の他の国が類似の行動を停止することを米国は望む」と表明した。
環球時報は、「中国による永暑礁での人口島建設、米国とどんなかかわりがあるのか」と題した社説で、「もともと南シナ海の国ではない米国が、同地域の問題に関し影響力を行使することを、中国は支持しない」と指摘。
その上で、「ベトナムやフィリピンはすでに南沙諸島での建設や移民をやり終えた。同様のことを始めた中国を米国が批判するのは典型的なえこひいきだ」「中国の領土である永暑礁が、一つの環礁から南シナ海最大の島へと変貌を遂げるのは、中国の工事力の非凡さを示すものだ」「中国は南シナ海の平和を重視しており、ベトナムやフィリピンから島しょを奪うために主体的に軍事力を行使することはない」などと論じた。(翻訳・編集/NY)
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