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10日、北京の人民大会堂で握手を交わす安倍晋三首相(左)と中国の習近平国家主席(AP)
【中国ネットウォッチ】「中国人は最低限のマナーも失ったのか」 習主席の無愛想握手に中国ネット世論は
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141119/frn1411191540009-n1.htm
2014.11.19
北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、2年半ぶりに実現した日中首脳会談に際し、ぎこちなく握手を交わした安倍晋三首相と習近平国家主席の様子は、中国のネットでも大きな話題を呼んだ。話しかける安倍氏を無視し、顔を背けるなどした習氏に対しては、支持する声が上がった一方で、苦言を呈する書き込みもあった。
中国メディアが、安倍氏と握手する仏頂面の習氏の写真を報じると、中国版ツイッター「微博(ウェイボ)」のユーザーらはすぐさま食いつき、ちゃかし始めた。
ネットでは、習氏が韓国、ベトナム、ロシアの各首脳とそれぞれ笑顔で握手を交わした3枚の写真と、安倍氏と無表情で握手する好対照の1枚を組み合わせた画像が拡散。構図や雰囲気が習氏と安倍氏に酷似しているとして、ディズニーキャラクター「くまのプーさん」(習氏)と「ロバのイーヨー」(安倍氏)が握手するアニメ画像も出回った。
人民大会堂の「対面場所」で、先に到着し、やや手持ちぶさたの様子の安倍氏が、しばらくして登場した習氏に歩み寄りながら手を差し伸べて、握手に至るまでの模様を伝える映像も盛んにシェアされた。
ところで、中国の若者たちの間では最近、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などで習氏のことを習主席とは呼ばず、「習大大(習おじさん)」と呼ぶのがはやりだ。「大大」とは中国北方などで、伯父や自分の親より年上の男性を親しみを込めて呼ぶ際によく使われる言葉だ。
ぶぜんとした表情で安倍氏と握手をした習氏を支持するユーザーらは中国版ツイッターなどに、
「習大大、あなたはどうしてそんなに格好いいの?」
「俺たちの習大大!」
「習大大、家に帰って手を洗わなきゃ」
などと書き込み、安倍氏には「ざまを見ろ」などと口をきわめた。
だが、習氏の立ち居振る舞いに批判的な論評もそれなりに目立った。
「中国人には、最低限のマナーもなくなったのか」
「(APECの)主催国として、大国らしい態度と広い度量で来賓に接すべきだ。心の強さこそ真の強さだ。強い心があってこそ相手に勝つことができるのだ」
「わけもなく人に恥をかかせるのは、そのときはすかっとしても、(中国は)度量が狭いという悪い印象を残すだけだ」
初の首脳会談後、別の会合で再び習氏と顔を合わせた安倍氏は、「初めて会ったときは他人でも、2回目からは友人になる」と話しかけられたという。
次回の日中首脳会談での、習氏の表情と中国ネットユーザーの反応にも注目してみたい。
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