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専用機が密輸に利用されていたと環境団体に告発された習近平氏(AP)
習近平主席の専用機に数千キロ「象牙」密輸の疑い 官僚が手引きかhttp://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141107/frn1411071538007-n1.htm
2014.11.07 夕刊フジ
ロンドンに本部を置く環境保護団体が6日、中国の犯罪集団が、習近平国家主席によるタンザニア公式訪問(昨年3月)の機会を利用し、ワシントン条約で取引が禁じられている象牙を大量に買い付け、習氏の専用機を使って不法に持ち出したとする報告を発表した。専門家からは、習氏周辺の官僚が手引きした可能性も指摘されている。
「専用機を管理する者が、犯罪集団とグルになり、分け前にあずかっていたことも考えられる。官僚腐敗が進む中国では驚くほどのことではない」
中国事情に詳しい評論家の石平氏はこう語る。
報告を発表したのは、国際的な環境犯罪などに関する調査報告書を数多く公表している環境保護団体「環境調査エージェンシー(EIA)」。その調査結果によると、密輸グループが買い集めた象牙は重さ数千キロに及び、外交用の袋に入れられて運び出された。象牙の闇取引価格は、代表団の訪問前と比べて約2倍の1キロ当たり700ドル(約8万円)に急上昇したという。
報告について中国外務省の洪磊報道官は6日、「報告には根拠がない。中国は一貫して野生動物の保護を重視してきた」と「強烈な不満」を表明した。
象牙は中国の闇市場で高値で取引されているといい、「富裕層がコレクションとして保有するケースが多い。金などに比べ価値が下がりにくいことも影響している」(石平氏)。EIAの報告によれば、昨年12月に中国海軍がタンザニア最大の都市・ダルエスサラームを訪れた際にも活発な象牙取引が行われ、ある業者は艦船の乗組員に5万ドル(約570万円)分を売ったと証言した。海軍士官2人に渡すため、象牙81本を港に持ち込もうとした中国人も拘束されたという。
政府専用機や軍の艦船を密輸に利用すれば、押収される恐れがないことに着目したのか。石平氏は「官僚が自らの立場を利用して私欲に走っている。中国共産党政権が足の先まで腐っているということだ」と断じた。
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