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中国で死体盗掘と密売が横行 「陰婚」と呼ばれる習慣のため(NEWS ポストセブン)
http://www.asyura2.com/14/china5/msg/133.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 11 月 05 日 20:14:31: igsppGRN/E9PQ
 

中国で死体盗掘と密売が横行 「陰婚」と呼ばれる習慣のためhttp://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141105-00000014-pseven-cn
NEWS ポストセブン 11月5日(水)16時6分配信


「陰婚」という言葉を聞いたことがある日本人はそう多くはあるまい。中国の情勢に詳しい拓殖大学教授の富坂聰氏がレポートする。

 * * *
 一人の若き青年が不慮の事故で命を絶たれた――。中国では若くして他界した家族や親せきの亡骸を前に、嘆き悲しむ両親や兄弟たちの裏側で、葬式とは別にとり行われる「ある儀式」のために慌ただしく走り回る親戚や親族の姿が見られることがある。

 いったい彼らは何のために奔走しているのか。答えは、「結婚」だ。

 結婚と聞いて驚かない日本人がいるだろうか。なぜなら結婚するのは死んだばかりの若者であるからだ。もちろん、死んだばかりの若者に生前からの許嫁がいたわけではない。付き合っていた相手がいたわけでもないのである。

 仮にもし、死者に許嫁や交際中の相手がいたとしても、この結婚においては、そのことはまったく意味を持たない。なぜなら彼や彼女らが結婚する相手は、やはり若い死体だからだ。

 中国では一般に、こうした死者と死者の間でとり行われる結婚を「陰婚」と呼んでいるが、その呼称は「冥婚」や「鬼婚」、そして時には「冥配」と呼ばれるなど地方によって実にまちまちである。

「この風習は宗教というより何千年も続いている中国の土着の習慣なのです。もちろん農村で多いのですが、決して都会に無い問題ではありません。例えば、中国一の金持ちが集まる土地の一つである広東省などでは、『陰婚』の風習は根強く残っています。ですから彼らは、都会で死んだ死体をできるだけ人目のつかない田舎に移しているのです。

 中国で『陰婚』がこれほどなくならないのは、祖先の中に?孤独な墓(弧墳)?があると、子孫の発展、繁栄の妨げになると信じているからです。ですから、未婚の死体には生きている人々が勝手に結婚の相手を探してきて結婚させてしまうのです。そのための死体ですから、相手は誰でもよいのです」(北京の夕刊紙記者)

 こうして出来上がった「陰婚」後に異性の二つの死体を?合葬?することによって、やっと若き死者も成仏でき、一族の子孫の繁栄にも支障は取り除かれる。そして親戚一同みなホッと胸を撫で下ろすというのである。ちょっと信じ難い儀式であり、感覚だが、中国では大真面目にやられている。

 だが、ここでふと疑問になるのは、それほど簡単に結婚相手の死体が見つかるのか、という問題だろう。実は、そこには産業が存在していると語るのは、前出の夕刊紙記者である。

「つまり人に知られないように墓を掘り返して死体を盗み、それを地下のマーケットで売りさばくという組織の存在です。彼らは、マフィアというより情報に精通している組織です。やはり市場で最も高い値が付くのが若い女性だとされています。ですからどこそこの村で若い女性が死んだという情報をいち早く得て、それを掘り返しに行くのです。このとき、掘り返したことを遺族に気付かれたら大変なことになります。ですから遺族に悟られずに死体を持ち出すことも重要で、犯罪グループはそうした技術にも長けていると考えられています」

 新華ネットが配信(2014-10-30)した記事によれば、今年六月、河北省巨野県の城北派出所の警官が、電気自動車を専門に盗む自動車窃盗グループを摘発した際、その犯罪グループの構成員の一人が、彼らがこのほかに死体の盗掘と密売に関与していることを自白したという。

 メンバーの王によると、死体盗掘・密売犯罪グループは全部で八人で、直近の犯行では三月に同県田橋鎮で死後わずか三カ月の女性の死体を掘り出して売ったのだという。支隊を売った値段は一万八千元(約三十万六千円)だったという。また王は、山東省のテレビ局のインタビューを受けて以下のようにも答えている。

「骨がむき出しになってしまったような古い死体は、ほとんど値段がつかないが死んだばかりの死体には一万六〜七千元から二万元で売り飛ばすことができる」

 王たちのグループが盗んだ死体は、その後の追跡調査によりいくつかの町を経て邯鄲市の犯罪グループの劉という人物の手に渡ったことが判明した。劉の供述によると、死体は同市のちいさな医院の遺体安置所に置かれていて、その間に死体の買い手を探したというのだが、死体の買い手が見つかるまでにわずか一週間しかかからなかったというから、中国社会における需要の大きさがうかがい知れる。

 ちなみに最終的に同省武安市の買い手に引き渡された死体は、三万八千元の値で取引されたという。


 

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コメント
 
01. 2014年11月06日 00:16:01 : LBtbDXFoS6
実際の死体は掘り返したりはしないらしいが、日本の何処かの地方には未婚の死者同士を結婚させるという風習があったと昔、図書館の本で読んだ。
未婚の男性が無くなった場合、近年亡くなった未婚女性の親族を探し出し、両家家族立ち会いの元で二人の結婚式を行ったそうだ。
(その後、二人の墓を一緒にするかどうかは特に書いてはいなかった)
「未婚で亡くなった人は浮かばれない」という考え方があるからだという。
今はどうか知らないが、数十年前までは何処かであった風習だそうだ。

02. 2014年11月06日 11:54:32 : nJF6kGWndY

神話的で面白いな

http://matome.naver.jp/odai/2136253122947238601
冥婚には3つのケースがある
・娶鬼妻(チュイクイチー)
《生きている男性が死んだ女性と結婚する》
出典
花郎の断面図:冥婚
中国では、女子の霊は生家でまつることが許されない
出典
娶鬼妻 とは - コトバンク
女性は他家に嫁ぎ、嫁ぎ先で弔ってもらうものとの考えから。
そのため冥婚し、嫁ぎ先で作ってもらった位牌を「里帰り」と称して生家に連れ帰る
出典
「冥婚」 今も息づく中国の習俗 旅行情報は From VALVANE
・抱主成親(パオチウーチョンチヌ)
《生きている女性が死んだ男性と結婚する》
出典
養老女婿
男性の位牌と結婚し、女性は再婚せず一生未亡人で生きる
出典
花郎の断面図:冥婚
・結陰親(チェイヌチヌ)
《亡くなった未婚の男女を一緒に埋葬し、結婚させる》
出典
花郎の断面図:冥婚
その後、お互いの家族は親戚づきあいをすることになる
出典
養老女婿
曹操の息子、曹冲も13歳で早世した際にこのケースで冥婚している
出典
花郎の断面図:冥婚
日本にも似た風習が…
青森県・婚礼人形
出典
bobbyjp.blog120.fc2.com
青森県・婚礼人形
結婚せずしてこの世を去ることとなった子へ、親兄弟が亡き子に見立てた人形で婚礼の儀式を行う
出典
赤太郎が笑う 川倉賽の河原地蔵尊例大祭
未婚の男女の霊が結婚適齢期に達すると神様が夫婦として結びつけてくれる
出典
川倉賽の河原地蔵尊
山形県・ムサカリ絵馬
出典
otsubo.info
山形県・ムサカリ絵馬
あの世で行われているであろう結婚式の様子を描いたもの
出典
ムカサリ絵馬
未婚のまま亡くなった人が死後の世界で寂しくないように、という遺族の思いが込められた絵馬
出典
「もの悲しさを感じさせる絵馬」| コラム | COCORiLA(ココリラ)
関連情報

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%A5%E5%A9%9A
冥婚(習俗)[編集]
習俗としての冥婚(めいこん)は、中国を始めとする東アジアと、東南アジアに古くから見られる、結婚と死生観に関わる習俗の一つ。
死者を弔う際、その魂がまだこの世にあるうちに、それと見立てた異性と婚礼を挙げさせ、夫婦としたのち、死の世界(仏教で言うあの世など)に送り出すものである。対象となる死者は基本的に未婚男性であるが、ときに既婚男性や未婚女性の場合もある。広義では、スーダンに見られる死後結婚 (en) も同じものとして扱う。
英語では、冥婚を ghost marriage、あるいは、spirit marriage と言うが、儒教文化圏の冥婚を他文化のものと区別して、Chinese ghost marriage、Minghun (中国語名に準じたラテン文字転写形)などとも呼ぶ。
概説[編集]
その性格上、最も過激な形としては、結婚相手は命を奪われ、夫婦として共に埋葬される。しかし、そのような辛辣なものばかりがこの風習の全てではない。同時期に亡くなった未婚女性と結婚させて共に葬る場合もあれば、人間の女性に見立てた花嫁人形を遺体と共に柩(ひつぎ)に納める場合もある。また、そのような花嫁人形のほかに故人の結婚式を描いた絵を奉納するものもあり、他にも、既婚・未婚のいかんを問わず生きている異性と結婚させ、その相手方に形見の品(位牌など)を供養させるものなど、時代や地域によって形態はさまざまである。
現代日本の場合、青森県および山形県の一部で行われる、未婚の死者の婚礼を描いて寺に奉納する「ムカサリ絵馬」が、比較的穏やかな性質の冥婚として挙げられる[1]。
沖縄の冥婚については、渡邊欣雄が実際みたと報告している。[2]グソー・ヌ・ニービチといい、その理由は、後妻として嫁いだ女性の位牌が生家に安置されていたからである。その祖先は初代で、今の戸主から数えて6代前の女祖であった。女祖の位牌を一つだけ安置するのは原則に反しているからである。位牌が生家から婚家に移され、夫や先妻の位牌と共に納められた。結婚の成立である。
民法上の冥婚[編集]
フランスでは、民法で死後結婚が権利として認められている。書類上、結婚した年月日はパートナーが死亡した前日となる。死後結婚した女性は、死亡した男性の姓を名乗ることができ、また、女性の子供は男性の子供として認知される。ただし、財産の相続は認められていない。2009年には、アフガニスタン駐留中に戦死した兵士の婚約者の女性が、ニコラ・サルコジ大統領に死後結婚を認めるよう直訴して認められるという出来事もあった[3]。
『民法171条』 ・共和国の大統領は  将来結婚するはずであった  男女どちらかが亡くなった場合  それが重要なケースである場合  公式に結婚を認めることができる   以下略
1959年 当時大統領のシャルル・ド・ゴールによって制定された。 これは南フランスのある女性が、妊娠・婚約中、相手の男性が死亡。生まれてくる子供に父親の姓をつけてあげたいとの思いから大統領に嘆願、半年後受理されたものである。 「重要なケース」の範囲は不明だが、今でも年1・2回受理され、冥婚が成立している模様である。
脚注・出典[編集]
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^ 『呪術の本』 学習研究社、2003年、10-11頁、63頁、ISBN 4056029512
^ 『世界のなかの沖縄文化』 1993年 渡邊欣雄 沖縄タイムス社 26-27
^ 高木昭彦「愛は不変 仏女性『死後結婚』」、『西日本新聞〈朝刊〉』、西日本新聞社、2008年9月12日、2010年4月4日閲覧。
関連項目[編集]
ムカサリ
人身御供
en:Ghost marriage


03. 2014年11月06日 14:53:24 : FUtnN1arpo
>01

俺も聞いた。今でもあるんじゃね。


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