01. 2014年11月05日 10:31:59
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中国はA2/AD戦略を着々と進めている http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPKBN0IJ0XF20141030 中国、自衛隊機の緊急発進やめるよう日本に要求 2014年 10月 30日 19:00 JST [北京 30日 ロイター] - 中国は30日、自衛隊機による中国機に向けた緊急発進(スクランブル)を止めるよう、日本に求めた。国防省報道官が記者会見で述べた。 防衛省の今月の発表によると、自衛隊機による中国機向け緊急発進は7─9月は103回。全体の半分超を占めたことが明らかになった。 中国国防省の報道官は「中日間の航空の安全性に問題が生じかねない。このような誤った手法を停止するよう日本に要求する」と述べた。
http://digital.asahi.com/articles/ASGC27FTFGC2UTIL025.html?iref=comkiji_txt_end_s_kjid_ASGC27FTFGC2UTIL025 父島沖、サンゴ密漁船に記者が接近 笑顔で手を振る船員 辻健治 上海=金順姫2014年11月5日03時56分 【動画】小笠原諸島沖で急増したサンゴ密漁の中国漁船=辻健治撮影 写真・図版 密漁船とみられる漁船の後方に集まった乗組員たち=11月2日午前7時9分、東京都小笠原村の父島沖、辻健治撮影 中国漁船によるとみられる宝石サンゴの密漁問題。東京から南へ約1千キロ離れた小笠原諸島の父島沖で、記者が接近を試みた。 サンゴ密漁船205隻 太田国交相「台風でも上陸厳禁」 サンゴ密漁船「中国側に実効的対応求める」 菅官房長官 2日午前5時半、夜明けとともに父島・二見港を出た。小笠原島漁業協同組合の石井勝彦・副組合長(62)の漁船第8大勝丸(9・7トン)に同乗。東へ向かって時速約18キロ、向かい風で、波の高さは約2メートルだ。甲板員の永田秀俊さん(29)は穏やかな方だと言うが、何かにつかまらないと立っていられない。 出港から1時間が過ぎ、父島が見えなくなった。「いたよ、中国船だ」。操縦する石井さんが声を上げた。レーダーをのぞくと東北東の3キロ先に船影がある。「この大きさなら間違いない」と石井さん。「こっちに向かってくる。逃げもしないんだ」。日本の領海内である、父島の東方沖約17キロ。船体中央部に赤い中国の旗を掲げている。 さびが目立つ船尾。上半身裸の船員4人がこちらを見ている。約10メートルまで接近すると、何かを叫んだ。操縦室からにらみつける船員も。しばらくするとみんな笑顔を見せ始めた。妨害されないとわかっているからだろう。「中国船」は200トン級。「あちらは鉄製で、こちらは強化プラスチック。ぶつかられたらひとたまりもない」と石井さん。船内から食器らしき物を運ぶ船員が船尾へ向かった。朝食なのか。談笑したりたばこを吸ったり。リラックスした雰囲気だ。 レーダーは、さらに東方向に2隻をとらえた。約30分かけて2隻目に近づく。船体は塗装され、船名も消されて中国国旗もない。だが左舷に、サンゴ漁で使う青い網が見える。何重にも束ねて強度を増し、海底まで沈めて引きずり、硬いサンゴをへし折るように絡め取るのだという。魚やエビ、カニのすみかや産卵場所まで傷つくそうだ。 石井さんは「この辺りは俺たちの漁場。でも道具を仕掛けたくても仕掛けられない。あの網で壊されるかもしれないから」。父島周辺は、キハダマグロやメカジキなどが釣れる漁場だ。1本の幹縄に釣り針が付いた多くの枝縄を付け、海面から海中に下ろして魚を取る縦縄漁(たてなわりょう)が主流だが、ブイなどが「中国船」のスクリューに巻き込まれる恐れがあるという。 船尾でペットボトル片手に歯磨きする船員がいた。立てひざで威嚇するようににらみ付けてくるが、言葉は発しない。太陽が高くなり、日差しが厳しくなる。 さらに数分後、父島の東約22キロに3隻目の「中国船」がいた。やはり青い網が左舷に備えてある。2階部分から手を振る船員はペットボトルの液体を飲み干し、海へ投げ捨てた。このあたりの水深は900〜1300メートル。宝石サンゴは父島から数キロ離れた水深100〜200メートルくらいの場所に生息しており、夜間に陸に近づいてくるという。 小笠原島漁協によると、父島でのサンゴ漁は数年前に途絶えた。許可を受けた漁師がいなくなったのだ。漁協の稲垣直彦参事(56)は「現在は一般の漁で十分に生活できる状況。(網などに)投資してまで取り組む漁ではない」と話す。 石井さんは「国にはしっかり対策をとってほしい。我が物顔でこの海に入り込んできている。日本はなめられているんだよ」。憤りを隠せない様子だった。 ■「島民ではどうにもできない」 人口約2千人の父島では島民たちが不安を募らせる。警視庁は今月、機動隊員など28人を派遣。小笠原署では当直人数を倍に増やし、24時間態勢で島内をパトロールする。島に住んで32年の主婦大平恵美子さん(56)は「パトカーが2台も走っているなんて今まで見たことがない」。地元の小中学校は先月、児童・生徒単独や、夜間の外出を控えるよう文書で通知した。 二見港近くの飲食店で働く阪本紀子さん(44)によると、島内の繁華街では、酔った勢いで、漁師に中国漁船を捕まえるよう訴える島民もいて、言い争いも起きているという。「島民ではどうにもできない」 小笠原諸島周辺では、12月からホエールウオッチングの時期を迎える。小笠原村観光協会には密漁船の問い合わせもあり、担当者は「いつまでこの状況が続くのか。取り締まりの強化を求めていきたい」と話す。(辻健治) ■日本産アカサンゴ、中国で高騰 「投資用、それとも自分で使うの? プレゼント?」。4日午後、指輪やネックレスが並ぶ上海中心部のサンゴ宝飾品店で、女性店員がたたみかけてきた。日本産のアカサンゴは「アカ」と日本語の発音で呼ばれる。この店の高級品は、1グラム当たり約8500元(約15万8千円)だった。 中国メディアによると、アカサンゴの価格は近年、中国で高騰。最高級品が昨年は1グラム6千〜8千元だったが、今は1万8千〜2万元に値上がりしたとも伝えられた。富裕層が増え、市場が拡大したことが背景にあるとみられる。 中国でも密漁の摘発に関する報道が相次ぐ。当局は4月、浙江省から出発した密漁グループを摘発し、船内に隠したアカサンゴ約7・2キロを押収。同省の裁判所は10月、この密漁グループ13人に、懲役6年などの有罪判決を言い渡した。同省では2011年ごろから密漁の取り締まりが強化されているという。 福建省寧徳市の当局はこの約2年半で10件以上の密漁団を摘発。約38キロを押収したケースでは、評価額が4億円を超えたという。中国紙・環球時報は3日、福建省の漁民の証言として、20年以上前から中国の漁民が日本の海域でサンゴ漁をしていると伝えた。 中国外務省の華春瑩副報道局長は3日の会見で、「中国は漁民に対し、海上での操業は法に基づいて行うよう一貫して求めている。関係部門が違法行為に対する取り締まりを強めるだろう」と述べた。一方で日本には「取り締まりでの理性的で抑制的な対応を望む」とした。(上海=金順姫) 動画ページ 宝石サンゴ、中国で価格高騰 密漁で生態系破壊の恐れ(11/1) 中国のサンゴ密漁船か、伊豆諸島沖で120隻確認(11/1) サンゴ密漁中、中国人船長逮捕 漁業法違反容疑 小笠原(10/31) 小笠原周辺に中国漁船?113隻確認 サンゴ密漁目的か(10/24)
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