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香港デモの混乱のなか治安維持に乗り出したのはなんとマフィア!〈週刊新潮〉
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141020-00010003-shincho-cn
「週刊新潮」2014年10月16日神無月増大号
香港で9月終盤より始まった「雨傘革命」。長引くデモに業を煮やしたのは中国政府と地元の商売人。しかし国際世論の手前、軍を使うことが叶わない中国共産党。そこで頼ったのはなんと両腕に刺青の強面の男たちだった。
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学生などで構成され、数万人から数十万人に膨れ上がったとされるデモ隊が香港の中心部にある金融街・中環(セントラル)地区を占拠したのは9月28日。以降、デモ隊は繁華街の銅鑼湾(コーズウェイベイ)や尖沙咀(チムサチョイ)にも拠点を広げていったが、10月3日、「混乱の坩堝(るつぼ)」というほかない凄まじい光景が繰り広げられたのは、九竜地区の旺角(モンコック)である。
「黒社会、つまり中国のマフィア組織に所属する人間が旺角に現れ、市民と乱闘になっているという話を聞いて現地に駆けつけたのは3日の夕方でした。旺角を占拠している学生に対し、両腕に刺青をした人たちが詰め寄り、その学生が泣き出した。そのことをフェイスブックなどで知った市民が“学生を守れ”として押し寄せ、現場は人でごった返していました」
そう話すのは、今回のデモを現場で取材したジャーナリストの福島香織氏。
「人だかりの中心には学生のテントがあってそこを学生が守っており、その周りをマフィアや、デモに反対する市民が取り囲む。さらにその周りを、学生を守ろうとする市民が取り囲むという状況で、色々なところで暴力沙汰が起こっていた。流血し、警察に保護されながら連れていかれる男性もいた。人は通りだけでなく、地下鉄の駅の屋根の上にまでいましたよ」
デモの現場に、ヤクザが肩で風を切って登場する。日本では考えられないが、
「香港において、黒社会は街の治安を守っている存在でもあり、黒社会と商売人は連携しているのです」
福島氏はそう語る。
「ただ、学生の排除に動いたのはマフィアだけではなく、ごく普通のおじさんが学生に“学校に帰れ!”と怒鳴っていたりもする。また学生に反発する商売人に対しては“金儲けがしたいなら中国へ行け!”という声が上がる。そして、暴力を振るっている人を市民が捕まえたり、追いかけたり、みんなで指をさして叫んだり……。大混乱でしたね」
「特集 香港『雨傘革命』デモの背景に4000万人『大陸客』の最悪マナー」より
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