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民主派の学生らが占拠している政府庁舎周辺のバリケードの一部を撤去したことで、歩いて通勤する香港市民=2014年10月6日、AP
<香港デモ>強制排除を示唆 行政長官「適当な時期に」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141006-00000125-mai-cn
毎日新聞 10月6日(月)22時37分配信
【香港・鈴木玲子、隅俊之】香港の次期行政長官選挙の制度改革に対して民主派の学生らによる抗議デモが続く中、香港政府トップの梁振英(りょう・しんえい)行政長官は6日のテレビ演説で、政府と学生が5日に事前交渉を始めたことを発表した。梁長官はまた、九竜半島の繁華街・旺角(モンコック)で占拠を続けるデモ隊と占拠反対派の間で衝突が増えていることに言及、暴力行為を防ぐために警察当局が「適当な時期に行動を取る」として強制排除に乗り出す可能性を示唆し、学生や市民に現場を離れるよう促した。
政府がデモ隊の強制排除に踏み切らないことなどを条件として事前交渉に応じた民主派の学生団体は、政府との対話について(1)複数回行う(2)対等な立場で行う(3)政府は合意内容を実行する−−の原則を示したものの、意見に隔たりがあり、合意には至らなかったという。学生団体の幹部は記者団に、「(警察の強制排除で)流血の結末となれば、責任は全て政府側にある」とけん制。梁長官は「政府は誠意を持って対話に臨んでいる」と強調した。
学生側が5日、政府の要求に一部応じ、金鐘(アドミラリティ)地区の政府庁舎を取り囲んでいたバリケードの一部を撤去したことから通行が可能となり、政府職員らが6日出勤して政府機能はほぼ回復した。中学校や高校は6日、授業が再開された。政府は小学校でも7日に授業を再開させることを決めた。
学生側は、事前交渉を始めたが、政府への圧力になっているとして占拠は継続した。占拠は政府庁舎周辺のほか、繁華街の銅鑼湾(コーズウェイベイ)や旺角で続いているが、銅鑼湾のデモ隊は日中は約30人と大幅に減少。占拠が長引く中、デモ参加者にも疲労の色が浮かぶが、学生団体は「政府が譲歩しない現状で軽々しく退去などとは言えない」と改めて強調した。
警察は6日、旺角での3日からの衝突に絡んだ逮捕者は計37人に上ったと発表した。
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