http://www.asyura2.com/14/china4/msg/772.html
Tweet |
中国:新疆で同時爆発50人死亡 イスラム国合流を警戒
http://mainichi.jp/select/news/20140927k0000m030065000c.html
毎日新聞 2014年09月26日 19時53分
【上海・隅俊之】中国・新疆ウイグル自治区バインゴリン・モンゴル自治州ブグル県で21日、同時爆発事件があり、自治区の政府系ニュースサイト「天山網」が25日夜、伝えたところによると、40人の「暴徒」が自爆死または警察当局に射殺された。住民6人と警察関係者4人も死亡。負傷者は漢族とウイグル族の計54人に上った。
自治区では7月に数百人規模の襲撃事件が起きたばかりで、再び大規模な騒乱となった。こうしたウイグル族によるとされる騒乱は、爆発物を使うなど手法が過激化しており、中国当局は一部の過激なウイグル族が中東で勢力を拡大するイスラム過激派組織「イスラム国」などに合流することに警戒を強めている。
天山網によると、ブグル県内で21日夕、市場や商店街入り口、派出所など計4カ所で、同時に爆発物が投げつけられた。米政府系の自由アジア放送によると、犯人グループは爆発物を投げつけた後に派出所を刃物などで襲撃したという。現地ホテルの漢族の従業員は電話取材に対し「(爆発があった)商店街の店舗の多くは漢族の経営だ」と答えた。
警察当局は「重大なテロ事件」と断定。主犯としてウイグル族とみられる人物の名前を挙げたほか、容疑者2人を拘束した。
自治区では区都ウルムチで4、5月に爆発事件が続発。7月にはカシュガル地区ヤルカンド県で、住民ら37人が殺害され、容疑者59人が射殺される襲撃事件が起きた。中国当局は一連の事件は、自治区の分離・独立派組織「東トルキスタン・イスラム運動」の関与があると強調した。
インドネシアの治安当局は今月、「イスラム国と関わった」として偽造パスポートで入国したウイグル族4人を逮捕した。インドネシアの過激派を通じて中東で戦うイスラム国の兵士を勧誘していたとみられる。
中国政府が懸念するのが、こうした過激派が中国でテロ事件を起こすことだ。中国政府の呉思科・中東問題特使は7月、「中国のイスラム過激派分子が中東で訓練を受けている」と述べており、その数は約100人とも指摘される。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。