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汚職、資産逃避、二重国籍。中国人が中国を信用していない
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2014年9月22日 Darkness - ダークネス
中国で超大金持ちになるには、役人になるのが一番だと言われている。なぜ、たかが公務員が超大金持ちになるのかというと、汚職で「集金」できるからである。
汚職とは、「金をもらって白いモノを黒と言う」ものだ。大金を持ってきた者を優遇し、大金を持ってきたものを見逃す。
だから、大学の裏口入学も横行し、企業の不正も見逃され、偽造食品が安全食品に化け、不良品が合格になり、手抜き工事が安全と太鼓判を押される。
その結果、人民全体が被害を被ることになるのだが、役人は自分が儲かればいいのであって、社会がどうなろうと、そんなことは自分の知ったことではない。
この汚職文化に、政府高官から末端の役人までが全員染まって汚職の規模も、日本人の想像を超えている。東京都知事だった猪瀬直樹が5000万円で辞任したとか、そんなレベルではない。
たとえば、中国共産党中央政法委員会書記だった周永康は差し押さえられた資産は1兆5000億円を超えていた。家は省をまたがって5つもあり、これらの家も豪奢で広大なものだった。
■すべては拝金主義が横行した結果起きたこと
周永康の資産は、すべて汚職で築かれた資産だった。
しかも、この資産には彼の親族・側近・部下が300人近く群がっていたので、周永康と一緒にこの300人も拘束されている。
ニューヨーク・タイムズは温家宝前首相が2700億円の不正蓄財があったと2012年に報じているが、重慶市のトップだった薄煕来も蓄財は2000億円だと言われた。
ちなみに、国家主席でも年俸は表向きは1300万円なのだから、温家宝が2700億円を持っているというのであれば、それはこの男もどこかで汚職に手を染めていたからでもある。
高級官僚からしてこのような状態なのだから、下っ端の役人も上に倣って汚職に邁進している。だから、中国の社会がめちゃくちゃになったところで、何ら不思議ではない。
想像を絶する環境破壊も、食品汚染も、水質汚濁も、拝金主義が横行した結果であり、起こるべくして起きたものであると言うこともできる。
通常、どんな企業でも環境や製品には安全基準を満たさなければならないが、そんなものが役人に渡すワイロで何とでもなるというのであれば、誰も環境や安全に関心を持たない。
だから、中国は年々環境汚染が破滅的になっていくのだ。そんな中で生きているのだから、中国人の健康も破壊されて当然だ。
今や中国は、世界最悪の癌発生率と死亡率を誇る底なしの健康破壊国家となった。(中国。信用できない食品で、世界最悪の癌発生率・死亡率に)
これは、中国の社会が末期的状態になっていると認識すべきレベルである。
■資金逃避(キャピタル・フライト)する富裕層
このまま放置していれば、中国は崩壊する。だから、習近平政権は汚職撲滅を進めているのだが、その結果、中国の腐敗した富裕層が、どんどん外国に資金逃避(キャピタル・フライト)している。
子供たち、親族たちに、カナダやアメリカやオーストラリアの国籍を取らせて、資産ともども中国本土から逃がしている。汚職と拝金主義にまみれた人が、みんな沈みゆく泥船から逃げ出している。
オーストラリアも、イギリスも、カナダも、アメリカも、不動産が中国人に買い占められて価格高騰に見舞われている。中国人による不動産取得は、今後10年以上に渡って続いていくと言われている。
オーストラリアのシドニー、あるいはアメリカのシアトルのような場所では、富裕層向けのコンドミニアムや住宅が建築されると、ことごとく中国人が買い取っていく。
この富裕層は、もう中国本土は「人間が暮らす環境ではない」ということを知っているのだ。だから、いつでも中国という腐った国が吹き飛んでもいいように準備をしている。
中国人が一番、中国を信用していない。
富裕層の妊婦はアメリカ国籍を取るために、妊娠すると一時期アメリカで暮らして、アメリカで出産する。そして、子供がアメリカの国籍も取れるような状態にしておく。
「子供たちが中国の国籍しかなかったら可哀想だ」と、当の中国人が思っているのだ。
中国人が自分たちの国を信頼していないのは今に始まったことではないが、その理由が自分たちの国民性にあるのも、賢明な中国人は気付いている。
■いかに他人を騙すのかに焦点が置かれたノウハウ集
中国人は、兵法について百家争鳴を生み出した国だが、中国の兵法は、そのどれを読んでも分かる通り、「いかに他人を騙すのか?」に焦点が置かれたノウハウ集である。
中国人はこれを「経営に役に立つ」とか「人生の指針になる」とありがたがって研究している。要するに「他人を騙す方法論を研究している。騙し討ちのノウハウ書が、中国では珍重されているのである。
中国では「騙す方よりも、騙される方が悪い」というが、基本的に中国は他人を騙す文化になっている。だから、中国人は同じ中国人を信頼せず、家族で身を固める文化になっている。
自分も他人を騙すし、うかうかしていると自分が騙される。
もちろん、中国にも心優しい博愛主義者もたくさんいるだろうが、それが世の中の主流になっていない。主流は、自分が儲かればそれでいいとう拝金主義の方だ。
こんな人間たちが、社会を覆い尽くしていれば、世の中が良くなると思う方がどうかしている。中国はもはや、利己主義と拝金主義にまみれており、社会は「真っ黒」なのである。
中国では道のことをタオという。そして、中国には白道(ペイタオ)と黒道(ヘイタオ)という二つのタオがあるという。
白い道、黒い道と言っても別に道路が白いとか黒いという意味ではない。この場合の道は「社会」を意味しており、「白い社会」「黒い社会」というのが日本語に近い。
もちろん、白は表社会を、黒を裏社会を指している。黒というのはどこの国でも、不浄なもの、隠されているもの、非合法なもの、秘密、非公然……というものを現している。中国でもそうだ。
黒は限りなく非合法なものを意味しており、黒道(ヘイタオ)は犯罪者、ならず者、チンピラ、ろくでなし、暴力団の歩む道であるという。
しかし、今や汚職と嘘と欺瞞で彩られた一党独裁の中国共産党自体が最大の黒道(ヘイタオ)であるとも言われている。こんな国が長続きすると考える方がどうかしている。
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