「中国の性都」の汚名返上へ、東莞が娯楽産業の取り締まりを一段と強化―香港メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140921-00000005-xinhua-cn
XINHUA.JP 9月21日(日)12時26分配信

中国メディア・環球時報は２０日、中国の「性都」と呼ばれる広東省東莞市で、当局が娯楽産業に対する監督管理を強化しているとする香港メディア・南華早報の記事を伝えた。

中国の「性都」の汚名を返上すべく、同市は日常的に性取引が行われているとされる場所への取り締まりや、管轄地外の警察当局による案件処理による取り締まりの公正化、娯楽産業への新規参入基準引き上げなどの措置に出た。

同市公安当局は２月、大規模な風俗産業取り締まりを実施したことで世界から注目を集めた。同市関係者は「市内の娯楽産業規模はすでに市場ニーズを超えており、悪性の競争や違法経営を生んでいる」と語る。

現在、市内で正規に営業するサウナは１９８カ所、クラブは５８１カ所、足湯マッサージは８３２カ所。新たに登録された営業所については現地政府や、消防、文化、計画出産当局が検査を実施、経営者や所有者に対して道徳意識の教育も実施するという。

昨年、同市の性産業は市のＧＤＰの約１０％にあたる５００億元（約８８７６億円）の価値を生み出したとされる。

（編集翻訳　城山俊樹）

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