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故郷では「お前は日本人だ!」が罵り言葉・・そんな訪日中国人が、認めざるを得ないと感じたことは―中国ネット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140914-00000003-xinhua-cn
XINHUA.JP 9月14日(日)8時11分配信
中国メディア・南海網によると、海南島の三亜市で6日、タクシー運転手の英語コンテスト2次予選が開かれ、決勝進出者8人が決定した。8人には決勝大会の順位に応じて1万〜5万元(約17万〜85万円)の賞金が贈られる。記事によると、国際リゾート地としてのソフトパワー向上を目指し、同市では以前からタクシードライバーの英会話学習を促してきたのだが、これまでの成果はいまひとつ。そこで、賞金付きのコンテストでドライバーたちのやる気を引き出すことにしたのだという。
一方、中国のあるブロガーが最近、日本に旅行した際の感想をつづった文章を公開した。内容は以下のようなものだ。
上海から日本へはとても近く、四川省にある私の故郷に帰るよりも気楽だ。ただずっと、行きたいとは思ったことがなかった。
私の故郷では「お前は日本人だ!」というのが罵り言葉になっている。四川人は民族的な気持ちが強く、「愛国的=日本を恨む」という単純なロジックによって動いている。こうした環境で育った私は自然に日本を嫌っていた。しかし上海では雰囲気が違い、日本人が好きな人もいる。私はこうした“日本好き”に批判的な立場だったが、実際に日本に行ってみると、日本人の民度が非常に高いということを認めざるを得なかった。
個人旅行だったので、私は最も庶民的な移動方法をとった。そのおかげで、北海道の待合室もないくらいの小さな駅で、駅員がとても礼儀正しく仕事をしているのを見ることができた。こういうことを言うのは、日本人を褒めるためではない。5000年の歴史を持つ文明国の一員としての尊厳を早く取り戻したいという気持ち、また、そこから生まれた責任感によるものだ。
日本のタクシー運転手は高齢の人が多く、サービス態度はとても良い。英語は通じなさそうだが、日本に到着した日、「インターコンチネンタル東京ベイに行きたい」と言ったらきちんと連れて行ってくれた。
ただ、東京から札幌に行くため飛行機に乗ろうとした時のタクシー運転手には、英語は完全に通じなかったようで、私たちは国際線ターミナルに連れて行かれた。私は間違いに気付いたが、相手には英語も中国語も通じない。私も日本語が話せない。なかなか話は伝わらず、そのうちに見つけた英語が話せる人が問題を解決してくれた。運転手はずっと私に頭を下げて謝り、料金を1000円以上値引いてくれたので、私は彼を責める気にならなかった。
客観的にみて、にぎやかさから言えば多分、上海の方が上だが、モラルの程度とソフトパワーの面では日本との差はまだまだ大きいと言える。
(編集翻訳 恩田有紀)
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