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中国と日本が対抗すれば、どちらの経済が“より深く”傷つくか?―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140905-00000001-xinhua-cn
XINHUA.JP 9月5日(金)4時0分配信
北京週報電子版は4日、商務部研究院の梅新育研究員が中国と日本の経済について分析した評論記事を掲載した。「中国と日本が対抗すれば、どちらの経済がより深く傷つくか?」といったテーマで、内容は以下のようなものだ。
中国と日本は世界で2位、3位の大きな経済体であり、世界有数の貿易大国だ。「中国と日本が対抗すれば」という問題は2カ国だけの問題ではなく、世界経済にも影響する。特に東アジアの経済に与える影響が大きい。
この問題の答えは、間違いなく「日本」だ。日本の対中貿易依存度は中国の日本に対する依存度の2倍にも上り、この特徴は日本政府の政策では変えることができない。
こうしたアンバランス、また中国の対日輸出が日本からの輸入よりも少ないといった状況が、経済戦争で中国が日本に大きな傷を与えることにつながる。
また、もしも日本の対中直接投資が阻害されれば、日本の産業発展に向けた生まれ変わりもうまくはいかない。日本の産業が中国という急成長する市場に進出できなければ、それは世界の業界でトップをとるという夢が破れたことを意味するのだ。
もちろん、中国と日本の政治分野での対抗の中で、中国経済も全く犠牲を払わないで済むわけではない。日本の対中輸出の大部分は消費財ではなく、中間製品や生産設備だ。日本はこうした製品の分野で世界トップの地位にあり、その傾向は特に自動車、電子製品の分野で顕著だ。
中国がこうした製品の代替品を探すことは容易ではない。こうした製品を日本から輸入しないとなれば、中国自体の産業、輸出、雇用に大きな影響が出る。やみくもに日本製品をボイコットすることは、中国の製造業にとって大きな損害となるのだ。
(編集翻訳 恩田有紀)
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