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中日関係が回復の兆し、中国はなぜ日本に対する立場を突然軟化させたのか?―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140903-00000001-xinhua-cn
XINHUA.JP 9月3日(水)0時15分配信
和訊網は2日、「中日関係が回復の兆し、中国はなぜ日本に対する立場を突然軟化させたのか?」と題した記事を掲載した。
今年に入ってから日本メディアは相次いで政府が譲歩の合図を発していると報じている。7月13日付の毎日新聞は自民党の高村正彦副総裁の話しとして、高村氏が今年5月に訪中した際、中日関係が改善されるなら、安倍晋三首相の任期中の靖国参拝を停止すると中国側に伝えていたと報じた。
中日関係は2012年9月に日本政府が釣魚島(日本名:尖閣諸島)を国有化して以来、2年以上もこう着状態が続いている。だが、最近の北海道では中国人観光客の姿があちらこちらで見られる。観光庁の最新統計によると、今年7月の訪日中国人観光客数は延べ28万人、前年同期の倍以上となり、台湾や韓国を抜いて国・地域別で首位に躍り出た。
中国の日本に対する立場はすでに軟化を始めているのか?日本の第2次大戦降伏69周年記念日にあたる今年の「8月15日」にも日本の政治家が靖国神社を参拝しているが、それに対する中国の反応を見ると、中国の態度が軟化していることが分かる。中国は例年同様、「断固たる反対」を表明し、日本に侵略の歴史を正視し、反省することを求めたが、これは想定の範囲内だ。
昨年と違うのは、中国外交部は今年、日本の駐中国大使への「緊急呼び出し」をせず、面と向かって抗議し、「厳正に非難」することもなかった。「日本のリーダーがいかなる形式、身分で靖国神社を参拝しても、実質的には日本の軍国主義と当時の侵略の歴史を否定し、美化することを企んだもの」といった類のきつい言葉も発表されていない。
日本の共同通信は先ごろ、複数の情報筋の話として、中国対外友好協会の李小林会長が9月下旬か10月上旬ごろ、大阪と東京を訪問する方向で調整していると報じた。同協会は中国の民間外交機関で、李会長は李先念・中国元国家主席の娘。李会長と習近平国家主席は共に高級幹部の子弟で幼なじみだと報じられた。
習主席は2012年3月に国家主席に就任して以来、少なくとも24カ国を訪問。安倍首相も同年末に首相に就任してから少なくとも47か国を回っているが、両者とも相互訪問は実現していない。一衣帯水の隣国である中国と日本の首脳が就任から2年経っても全く交流がないというのは正常ではない。
両国が日本政府の「島購入」前の温度に戻ることを願っている。今秋、両国元首の会談が実現すれば、実質的な結果が得られなくても、回復の兆しが見えている両国関係を「保温」し、今後の発展の基盤にすることができるかもしれない。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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