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石炭価格下落で中国の関連企業7割が赤字に・・減給、遅配も常態化―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140822-00000022-xinhua-cn
XINHUA.JP 8月22日(金)17時14分配信
石炭企業の7割が赤字となり、半分近くが給与削減や減産、給与遅配などの事態に直面している。8月20日、大智慧阿斯達克通訊社が伝えた。
業界団体の統計によると、今年上半期の大手石炭企業の売上高は前年同期比6.7%減の1兆4883億7000元で、利益は613億1000万元と前年同期の3分の1程度に落ち込んだ。
業績悪化の主因は石炭価格の下落だ。中国の石炭価格指数は8月8日時点で138.5で、前年同期比20.2ポイント低下、過去最高だった2008年7月からは84.3ポイントも低下している。生産量も減少している。1〜7月の石炭生産量は同1.45%減の21億6300万トンで、販売量は同1.54%減の20億5300万トンだった。7月単月では生産量が同1.63%減の3億100万トン、販売量が同1.84%減の2億8900万トンだった。
1〜7月の全国石炭消費量は同0.2%の23億1000万トン。電力業界の消費量は同0.4%増の11億7000万トン、鉄鋼業界は同0.7%減の3億7000万トン、建材業界は同0.2%増の3億1500万トン、化工業界は同7.7%増の1億3000万トン。
業績低迷で企業の投資意欲も減退しており、同期間の石炭採掘業の固定資産投資は同5.1%減の2458億元となった。こうした状況のため、業界内では賃金引き下げの動きが広がっている。業界アナリストの間では、苦境は今後も続くとの見方が強い。
(編集翻訳 浦上早苗)
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