22日、環球時報は、人民日報甘粛支社社長で、蘭州大学マスメディア学院院長の林治波氏の文章を掲載した。資料写真。

日本人は好戦的で弱者を見下す、中国人は非好戦的で弱者を思いやる―中国専門家
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=91672&type=0
2014年7月26日 2時30分

2014年7月22日、環球時報は、人民日報甘粛支社社長で、蘭州大学マスメディア学院院長の林治波（リン・ジーボー）氏の「中国人は弱者を思いやり、日本人は強者を崇拝する」と題した文章を掲載した。

京都を訪れたことのある中国人は、中国の古都にいるような錯覚に陥る。建築から街道、古跡、文字、景色、通行人の表情や服装に至るまで、すべてに親近感を覚えることだろう。このような錯覚は、日本と中国の距離を近づける。日本に侵略された過去があっても、多くの中国人は依然として日本に期待を持っているのだ。 しかし、日本への理解が深まると、日本と中国が似ているのは外見だけであり、両国は本質的に違うということがわかる。

1987年に日本を訪れたときのある小さな出来事が印象に残っている。バスに乗っていたとき、足元のおぼつかない老人がそばに立った。私は、すぐに立ち上がり席を譲ったが、この老人は私に礼を言わなかったばかりか、顔に怒りの表情を浮かべて座ることを拒んだ。

私は後に、これが日中の文化の本質的な違いであると気付いた。中国人は弱者を思いやり、年寄りや子どもの手を引くことは美徳だと考えている。一方、日本人は強者を崇拝し、弱者を見下す。老人に席を譲る行為は相手を弱者の地位に置くことになる。老人が不快に思うこともおかしなことではないのだ。

日本の兵法書「闘戦経」では、孫子の兵法は相手への恐れから生まれたもので、謀略を主とした正道ではない兵法としている。しかし、孫子の謀略は相手を恐れているのではなく、文化的な特性から生まれたものだ。日本人が好戦的で実力で戦うのに対し、中国人は非好戦的で、知力で相手を制する傾向が強い。日本人の文化的価値観の本質は中国とは異なる。彼らの強者を崇拝するロジックでは、武力で問題を解決する傾向が強いのだ。（翻訳/北田・編集/TK）

コメント
01. 2014年7月26日 14:00:12 : yy7D5jhcis へーえ
02. 2014年7月26日 14:12:17 : 28UdkG1vB2 弱者を思いやる民族だからこそチベットやウィグルなどを武力制圧したり天安門の大学生を戦車で踏みつぶしたりするんだな。貧しく思いつめた表情で時代遅れの爆弾を体に巻いたテロリストも重装備の人民軍や保安部隊に比べて強者だから遠慮しないのか。木造船に乗っている非武装のベトナムやフィリピンの漁民も強者だから叩き潰す、でも圧倒的な装備を誇るアメリカ軍は圧倒的な弱者だから逆らわないでいてあげるのか。 アベコベの国、中国。 自称人民のための国。
03. 2014年7月27日 00:18:52 : zr2Wn3cOrU 日本の過去の支配層には好戦的な人物もいたしそうでない人物もいた。今の支配層ははどちらかといえば好戦的なタイプに属するがコンプレックスが強く嫉妬深い。江戸時代までの日本は中国を模範とした律令体制を採っていたのだからそれまで皇居があった京都には当然中国に似た建造物がある。これも常識の範疇。
04. 柳生太郎 2014年7月27日 00:51:53 : qh5A5LtMVa.cc : gbAReYrvCj 「支配者層はコンプレックスが強く嫉妬深い?｝ ＞　えらく属人的な解釈だな。　当たり前だが、民主主義の社会では政権は数年で入れ替わるので、こういう解釈は意味がない。 （自民党内での政権交代もふくめて） 「江戸時代までの日本は中国を模範とした律令体制を採っていた」 ＞こんな認識をもっている日本人は殆どいないと思う。 鎌倉幕府の成立で律令体制は殆ど機能しなくなっている。 統治システム的にもにも鎌倉の作った法が律令より優先された。 もうすこしきちんと日本歴史を勉強されることをお勧めしますね

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