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自爆攻撃の情報におびえているとされる習近平国家主席(ロイター)
【スクープ最前線】習政権、旅客機自爆テロ情報に戦々恐々「決行はこの数週間」
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140611/frn1406111140001-n1.htm
2014.06.11 夕刊フジ
中国の権力闘争やテロが激化している。習近平国家主席が主導する汚職追放運動や民族同化(浄化)策という名の弾圧に、政敵グループや少数民族が猛反発しているのだ。相次ぐテロや不可解な事件…。こうしたなか、習氏が、航空機による“自爆攻撃”におびえて、居場所を転々としているとの情報が入った。ジャーナリストの加賀孝英氏が緊急リポートする。
「習氏以下、中国の最高指導部の面々はいま、震えているに違いない。万が一の場合、習体制は間違いなく吹っ飛ぶ」
旧知の外事警察関係者は、私(加賀)にそうもらした。
お気づきになっただろうか。香港紙『サウスチャイナ・モーニング・ポスト』は6日付で、次のように報じた。
《中国国内から香港に向かう旅客機(キャセイ航空もしくは子会社のドラゴン航空)に爆弾を持った女が搭乗する計画があると、台湾の情報当局が警告している》
共同通信も同日、香港紙の報道として短く伝えた。だが、事態はそんなに甘いものではない。想像以上に深刻なのだ。以下、複数の日米情報当局関係者から得た衝撃情報だ。とくとお読みいただきたい。
「台湾情報当局は6月初め、以下の極秘情報を中国側に通報した。『中国発香港行きの旅客機がハイジャックされる危険がある。犯人は長い黒髪の中国人女で爆弾を所持している。決行日は6日か7日。それ以降、数週間が危ない』という内容だ」
「さらに、台湾情報当局は『犯人がハイジャック後、旅客機を北京まで飛ばして、目標物に突っ込む“自爆テロ”を行う可能性がある』とまで示唆した。これで中国最高指導部は大混乱に陥っている」
断っておくが、台湾情報当局の中国情報は、CIA(米中央情報局)など西側情報当局の能力を上回り、評価も高い。彼らが「中国人女性」「長い黒髪」など、容疑者の特徴を指定して通報するのは尋常ではない。
実は、今年3月4日、同じことがあった。
台湾情報当局はこの日、中国側に「テロ組織が、北京の空港や地下鉄を攻撃しようとしている」と通報した。その4日後、まるでその情報を裏付けるかのように、マレーシアのクアラルンプールから中国の北京に向かっていたマレーシア航空370便(乗員乗客239人)が突如交信を絶ち、行方不明となった。現在、オーストラリア南西沖のインド洋南東部に墜落したとみられている、あの消息不明事件だ。
この時も中国最高指導部はパニック状態に陥った。香港の人権団体「中国人権民主化運動ニュースセンター」がのちに明らかにしたが、3月8日、中国最高指導部は軍に対して「北京の中心部に近づく不審な民間機は見つけ次第、撃墜せよ!」と緊急命令を発した。全機撃ち落とすなど、正気とは思えない。このため「370便は中国軍機に撃墜された」という噂まで立った。
前出の日米情報当局関係者らの結論はこうだ。
「中国は“自爆テロ”で、北京・中南海(中国政府や共産党本部がある権力中枢部)が狙われることを異常に恐れている。防ぐ手段がないからだ。容疑者が権力闘争に絡む政敵か、少数民族によるテロかは分からない。だが狙いは『習国家主席の失脚』だ。彼らは訓練を受けている。成功するまで繰り返す」
冒頭の外事警察関係者は「習氏の危機はそれだけではない」という。
「習氏は過去、何度も生命を狙われている。容疑者は、習氏が進める腐敗撲滅に反旗を翻す党の重鎮や幹部、軍と公安部隊だろう。習氏は暗殺におびえ、屈強な数十人の部下だけを連れて、敵に狙われないように居場所を転々としている。中国中枢で間違いなく本格的な血みどろの戦いが始まった」
安倍晋三首相、中国で政変劇が始まろうとしている。一瞬たりとも目を離してはならない。
■加賀孝英(かが・こうえい) ジャーナリスト。1957年生まれ。週刊文春、新潮社を経て独立。95年、第1回編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム大賞受賞。週刊誌、月刊誌を舞台に幅広く活躍している。
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