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中国と外国の認識に違い・・中国の外交が「四方に手を出す」と見られるのはなぜか?―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140607-00000017-xinhua-cn
XINHUA.JP 6月7日(土)23時36分配信
中国メディア・BWCHINSE中文網は6日、「中国の外交は四方に手を出そうとしているのか」と題し、中国の外交に対して中国人と外国人の間で大きく認識がずれているとする評論記事を掲載した。
記事は、多くの中国人が「中国は100年の立ち遅れを取り戻しているだけなのに日米などの先進国や周辺国から脅威として扱われている」と認識する一方で、外国人は「大きな実力を握った中国が傲慢になり、四方に手を出そうとしている」と考えているとした。
そのうえで、この認識の差は中国が「豊かになる前に強くなってしまった」状況にあると分析。表面的な国力の強さを見る外国人、内部に山積する問題を目の当たりにして「わが国は依然として弱い立場にある」と思う中国人のあいだに存在する認識の差が、中国の外交に不利な局面を作るとともに、米国のアジア回帰を速める結果にもなったと論じた。
そして、世界は中国に適応する時間が必要であるとともに、中国も世界における立ち位置を再確認する時間をかけなければならず、この間中国の外交は複雑な周辺地域への対応を余儀なくされるとした。
また、中国政府の新世代メンバーは面倒な周辺地域を飛び越して、ロシアやヨーロッパ、アフリカなどとの外交を展開してきたと指摘。これを「大国としての自信を示し、世界における中国への期待に沿った行動」とする一方で、周辺地域においても「アジア諸国が懸念しているのは安全であり、中国が安全を提供する」という明確なメッセージを積極的に発信する必要があると論じた。
そのためには、「周辺外交において多くの観念的、制度的革新を実現する必要がある」とし、バランスを重視して中国人や周辺国の期待に応えるよう努力しなければならないと指摘。アジアにおける中米の競争の未来は「軍備や盟友の争いではなく、人心や観念、筋道の争いなのだ」と締めくくった。
(編集翻訳 城山俊樹)
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