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3日、中国北京市で天安門事件発生から25年を翌日に控え、当時多数の死傷者が出た地下鉄駅の出口が閉鎖され、インターネットの閲覧規制が強化されたほか、一部の大学が外国人留学生に市外へ出るよう命じるなど、中国政府が警戒・監視を強化している。写真は天安門。
<天安門事件25年>地下鉄駅閉鎖・ネット監視強化・留学生を強制移動、中国当局が厳戒態勢―仏メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140603-00000049-rcdc-cn
Record China 6月3日(火)22時47分配信
2014年6月3日、中国北京市で天安門事件発生から25年を翌日に控え、当時多数の死傷者が出た地下鉄駅の出口が閉鎖され、インターネットの閲覧規制が強化されたほか、一部の大学が外国人留学生に市外へ出るよう命じるなど、中国政府が警戒・監視を強化している。これに対し、市民の間では事件を詠んだ詩が地下鉄車内に張られるなど、犠牲者を追悼する動きも出ている。仏国際放送ラジオ・フランス・アンテルナショナル(中国語電子版)が伝えた。
北京市地下鉄運行当局は2日、「地下鉄1号線の木セイ地駅の出口2カ所を、3日午後5時から閉鎖する」と発表した。理由は明らかにされていない。事件当時、駅周辺の木セイ地周辺では軍による武力鎮圧で死傷者が最も多く出た。人権団体関係者は「事件で息子を亡くした中国人民大元准教授、丁子霖(ディン・ズーリン)さんら遺族グループが、同地域で追悼行事を行うのを阻止するため」とみている。
また、中国政法大学国際教育学院は5月29日、在籍する外国人留学生に対し、3〜4日に大学主催の学習ツアーに参加するよう要求。内モンゴル自治区の草原や北京市郊外の景勝地を訪問するもので「絶対参加」を命じている。関係者は「天安門事件で微妙な時期、北京を離れてほしいのだろう」と推測する。
当局が監視を強める中、犠牲者を追悼する動きもわずかながら出ている。地下鉄4号線の車内にこのほど、1編の詩が張り出された。事件に触れた内容で、作者は34歳の中国人男性。台湾メディアの取材に対し、男性は「事件に触発されて作った。処罰も受け入れる」と語っている。一方、広東省ではインターネット上に事件に関連する文章を書いたとして、25歳の男性がこのほど身柄を拘束された。
さらに、中国国内で検索大手グーグルの利用が大幅に制限されている。検索システムや電子メールが一部で使用不能になり、グーグル経由の情報流通量が大幅に減った。グーグル側は「原因は分からないが、弊社に問題はなく、正常にサービスを提供している」と説明。当局が規制を強化したことが原因とみられる。(翻訳・編集/AA)
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