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「ウソはどんなに粉飾してもウソ」シャングリラ会合での安倍首相演説を猛批判―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140531-00000004-xinhua-cn&pos=1
XINHUA.JP 5月31日(土)14時55分配信
中国メディア・環球網は31日、シンガポールで行われている第13回アジア安全保障会議(シャングリラ会合)で安倍晋三首相が中国の姿勢を批判したことに対し、「会合は安倍首相のワンマンショーではない」と批判する評論記事を掲載した。
まず、大会が閉幕しないうちから日本メディアが断続的に「安倍首相が晩さん会で『中国は国際ルールを守らない』などと批判」と報じていることを紹介した。
続いて、「安倍首相による国際舞台での攪乱は目新しいことではないが、今回のパフォーマンスは耳に新しいものだった」と説明。丹念にラッピングした演説のなかで、日本が地域安定に貢献し、国際法規をこの上なく崇敬していることをアピールし、アジアのリーダー風を吹かすような物言いだったと解説した。
そのうえで、「残念なことに、人びとは日本と平和、武器の不使用、法律の順守を完全に結び付けるのは難しく、安倍首相のスピーチから地域の安全、繁栄に対する誠意ある貢献を感じ取ることは難しい」と批判した。
さらに、「第2次大戦での侵略の歴史を隠そうとする一方で武力不使用を提唱し、カイロ宣言やポツダム宣言で確立された戦後国際秩序に逆らって釣魚島(日本名:尖閣諸島)領有を主張しながら国際ルールの順守を呼びかけるのはいずれも説得力に欠ける」などと論じた。
記事は、シャングリラ会合は互いに意見を述べ、それに対して批判を行うことができる場であるとする一方で、「ウソはどんなに粉飾してもウソ。会合は安倍首相のワンマンショーではない」と批判して締めくくった。
(編集翻訳 城山俊樹)
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