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中国の世帯数、4億3000万で世界5分の1を占めトップ―中国紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140518-00000018-rcdc-cn
Record China 5月18日(日)17時10分配信
2014年5月16日、人民日報海外版によると、中国国家衛生計画出産委員会は14日に初の「中国家庭発展報告書」を発表した。同報告書によると、中国の世帯総数は約4億3000万世帯で、世界全体の5分の1を占め、世界世帯数ランキングの首位となった。この60数年間、人口政策や都市化、高齢化を背景にして、中国の世帯は核家族化が進むなど、さまざまな面で顕著な変化があった。
■世帯規模の縮小:1世帯が平均世帯人数3人にまで減少
1950年代前までは、中国の平均世帯人数は基本的に5.3人以上を維持していたが、新中国の成立以降、中国の世帯規模の縮小が始まった。
報告書によると、1980年代以降、世帯規模の縮小が急加速し、90年には平均世帯人数は3.96人、2012年には3.02人にまで減少。そして、現在中国は平均世帯人数が比較的少ない国の1つとなった。
人口変化の角度から見ると、初婚年齢の高齢化、未婚率や離婚率の上昇、低出生率、寿命の延び、人口流動などの要因が世帯規模の縮小を大きく促した。また、家庭に対する考え方の変化や生活水準の上昇、ライフスタイルの現代化、居住条件の改善などの経済・社会的要因も世帯規模の縮小を後押しした。
■少子化:独身貴族、ディンクスの増加
中国では単身世帯や夫婦2人世帯が急速に増加している。2010年には、この2つの世帯の合計は約1億6000万世帯となり、全体の40%近くを占めた。
初婚年齢の高齢化により単身者が増加し、人口流動により単身者および2人世帯が増加、高齢夫婦世帯の増加により2人世帯が増加した。近年、夫婦2人による核家族の比重が大幅に上昇している。主な要因として、中・高齢者夫婦が成人した子供と同居しないことや、多くの若い夫婦が出産を先伸ばしにしたり、子供を生まないことを選択することなどが挙げられる。
この10年間で、都市部の単身世帯は1.5倍に増加し、農村の単身世帯も40%近くにまで増加した。これは主に、30代以上の単身者の増加や離婚率の上昇、配偶者が亡くなった後に単身で暮らす高齢者の増加によるものだ。
未婚の単身世帯が増加している要因としては、個人が求める理想の向上や職場における競争激化が一部の層の結婚年齢を押し上げているほか、思うような結婚対象者が見つからないことが挙げられる。また、生活と考え方の変化から、積極的に単身生活を選択する人々もいる。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/TF)
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