★阿修羅♪ > 中国4 > 226.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
ベトナムとの交流、当面停止=制裁拡大を警告―中国(時事通信)
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/226.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 5 月 19 日 00:58:18: igsppGRN/E9PQ
 

ベトナムとの交流、当面停止=制裁拡大を警告―中国
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140518-00000062-jij-cn
時事通信 5月18日(日)17時19分配信


 【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は18日談話を発表し、ベトナムで発生した反中デモが暴徒化し、多数の中国人が死傷したことを受け、「中越間の交流・協力の雰囲気と条件が破壊された」として、両国間の一部交流計画を当面停止すると発表した。ベトナムへの渡航自粛も併せて即日実施する。

 洪副局長は「中国側は今後の情勢を見てさらなる措置を取ることを検討する」と警告しており、ベトナムへの制裁措置が拡大する可能性がある。

 中国政府は2010年9月、沖縄県・尖閣諸島周辺で海上保安庁巡視船に衝突した中国漁船の船長が逮捕された際も「中日双方の往来に深刻な損害を与えた」と抗議し、政府間交流の停止などの対抗措置を取った。ベトナムとの間でも同様に政府間・経済交流などに影響が出る可能性が高い。

 中国政府はベトナム政府に対して損害賠償も要求。ベトナムにとって経済面などで中国との交流が停止すれば、大きな打撃を受けることは確実。中国共産党・政府が制裁措置などでベトナムに強硬姿勢を強めるのは、反中デモの契機になった南シナ海での石油掘削に関してベトナム側に譲歩しない姿勢を印象付ける狙いもありそうだ。 


 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2014年5月19日 17:27:57 : nJF6kGWndY
>南シナ海での石油掘削に関してベトナム側に譲歩しない姿勢を印象付ける狙い

現状では、ほぼベトナムに勝ち目はなさそうだが、長期的なマイナス効果が、どうなるかだな

http://jp.reuters.com/article/jp_column/idJPKBN0DZ01X20140519?sp=true
コラム:南シナ海進出で中国が負う「火傷」
2014年 05月 19日 10:43 JST


 5月16日、アジアで反中感情が一層高まり、主権争いで貿易経済の促進が阻害されれば、中国も同様に火傷を負うことになる。写真は中国の監視船。南シナ海で14日撮影(2014年 ロイター/Nguyen Minh)

コラム:円はいつまで「リスクオフ番長」でいられるか=植野大作氏
コラム:ユーロ圏の日本化が招く欧米貿易摩擦=唐鎌大輔氏
コラム:世界的なM&A急増にバブルの懸念
コラム:中国経済による「ニューノーマル」に備えよ=サフト氏

Vikram J. Singh

[16日 ロイター] - 中国による南シナ海での石油掘削活動に対してベトナム各地で行われている抗議デモ。工場が放火されるなどして流血の事態にもなっているが、それによって、中国政府から近隣諸国へのメッセージは強められている。つまり、領土問題での抵抗は犠牲が大きく、最終的には無駄だというものだ。

しかし、アジアで反中感情が一層高まり、主権争いで貿易経済の促進が阻害されれば、中国も同様に火傷(やけど)を負うことになる。長期的展望に立てば、国際法に基づいた平和的解決にコミットする方が、現在のやり方より、中国にとってメリットは大きいはずだ。

中国はベトナムも領有権を主張している西沙諸島(英語名:パラセル)に石油掘削装置(リグ)を設置した。中国側は掘削設備の護衛に海軍艇を含む約80隻を派遣するなど周到に準備を進めていた。これにベトナムが反発するのは自明のことであり、現場海域では現在、両国の艦船が放水による応酬を繰り返すなど、一触即発の危険な状態が続いている。

石油掘削装置を設置することで中国政府は、ベトナムがどう転んでも勝ち目がない状況にあることを示すことができる。もしベトナム政府が中国側の動きを静観すれば、中国の法的主張の根拠となり得る「新たな既成事実」を認めることになる。逆に抵抗すれば、ベトナムは自国より強い相手との長期戦に引きずり込まれることになる。そして、ベトナム国内での反中抗議デモの暴徒化が続けば、投資環境や国際的信頼が損なわれるのは、中国ではなく、ベトナムの方だ。

中国は、近隣諸国との武力衝突は求めていない。しかし、領土問題に関しては、ほぼリスクゼロで強硬姿勢を取れると彼らは確信している。自分たちの主張を前進させるにはほんの一押しで十分であり、収拾がつかなくなる前に少し自制すれば、深刻な衝突や戦争は回避できるからだ。同時に中国は、南シナ海での活動に法的拘束力を持たせる「行動規範」策定にも参加を続けている。

中国共産党指導部にとって、今回の石油掘削装置設置のような強硬手段に出る理由は2つある。

1つ目は、ベトナムと似たような東南アジアの海洋国に対し、中国の主張には抵抗するより同意した方が得策だというのを分からせるためだ。要するに、中国は「われわれは楽な方法も厳しい方法も取れる」と脅しているに等しい。

2つ目は、南シナ海のほぼ全域を囲む「九段線」のような中国の主張は、現代国際法上では根拠に乏しいと自分たちで分かっているからに他ならない。だからこそ、強硬策を取ってでも、いざというときに自国に有利に働く既成事実を積み上げようとしているのだ。

しかし、このやり方は賢明とは言えない。中国政府の行動は多大なリスクを伴っている。対立国との緊迫したにらみ合いが続く最前線では、現場の誤算が軍事衝突につながる恐れがある。ベトナムのような国が、中国の圧力に屈するのではなく、戦う道を選ぶ可能性もある。ただそれは最悪のシナリオだろう。1979年の中越戦争では、約6万人が命を落とした。中国がアジアでのこうした紛争で得るものはない。

戦争を回避できたとしても、東南アジア諸国から一致団結した反発を招くほど、中国が強硬な行動を続けることもあるだろう。東南アジア諸国連合(ASEAN)はとても一枚岩とは言えず、こうした結束の伝統もないが、強さを増しているとともに、地域での米国の役割拡大を歓迎している。その一端は、中国の海洋進出が理由だ。

中国指導部は、相手を火傷させるだけと思っているのだろうが、それは間違いだ。

*筆者は、米民主党系シンクタンク「アメリカ進歩センター(CAP)」で国家安全保障・国際政策担当のバイスプレジデントを務める。


  拍手はせず、拍手一覧を見る

フォローアップ:

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト

▲上へ      ★阿修羅♪ > 中国4掲示板 次へ  前へ

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧