http://www.asyura2.com/14/china4/msg/198.html
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ベトナム当局が8日に公表した同国海上保安船の写真。中国公船により損傷したとしている (ロイター)
【中国ネットウォッチ】「ベトナムの猿たちを沈めろ」南シナ海での船衝突でヒートアップ
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140511/frn1405111135003-n1.htm
2014.05.11 夕刊フジ
南シナ海で相次いで生じた中国とベトナム、フィリピンと摩擦に対し、中国のネットユーザーは激しく反応した。「開戦」を求めたり、相手国を差別的表現で侮辱したりと言いたい放題で、批判の矢は「弱腰」の中国政府にも向けられた。過激な書き込みのオンパレードを前に、冷静な意見は埋没しがちだった。
南シナ海のパラセル(中国名・西沙)諸島近くでは2日から7日にかけて、石油採掘をめぐり、中国とベトナムの公船が衝突。中国側は体当たりや放水砲で攻撃し、ベトナム側の船員6人が負傷し、8隻が損傷した。
ベトナム側は、問題の海域は自国の排他的経済水域であるとして、「主権侵害だ」と批判。一方、同諸島は固有の領土だとする中国側は、「ベトナム側は、中国の主権と管轄権を侵犯している」(中国外務省の華春瑩報道官)と主張した。
「戦争だ!」
「なんで放水砲なんだ。直接大砲を撃てよ」
「中国の領土を侵犯したベトナムのサルを直接沈めろ!体当たりじゃ軽すぎる」
「次は猿の軍艦を沈めろ」
「直接ベトナムを攻撃してめちゃくちゃにしろ。重工業、主要経済を全部ゴミ捨て場に変えてしまえ」
このニュースが報じられると、中国のネット上には過激な書き込みがみるみる増えていき、ベトナムをサル呼ばわりする差別的な表現も目立った。
ただ、中国版ツイッター「ウェイボー」で5月7日夜の時点で確認できたこの種の書き込みは、8日朝の段階では多くが閲覧できなくなっていたり、削除されていたりした。ネット世論がこれ以上エスカレートしないように、当局が規制したとみられる。
一方、南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島のハーフムーン礁沖では6日、フィリピン当局が中国漁船を拿捕(だほ)し、中国人の乗員11人を連行した。
中国外務省の華春瑩報道官は7日、乗員の釈放を求めるとともに、「フィリピン側に、今後、いかなる挑発行為もとらないよう警告する」と述べた。
この事案と報道官のコメントを伝えた報道に対しては、フィリピンを批判する意見だけでなく、「抗議するだけ」の中国政府に対する批判や皮肉も相次いだ。
「外務省の報道官はいらない。テープレコーダーを置いておけば十分だ。いつも同じことを言っているだけだ」
「外務省は『抗議省』に改名すればいい。毎日抗議、抗議ばかり。セリフは私でも覚えられる」
「国内には強硬だが、外向きにはふにゃふにゃだ」
ただ、報道官は記者会見では拿捕された中国漁船が500匹のウミガメを積んでいたことは触れていなかった。海外メディアや香港メディアの報道でそれを知ると、「自国の了解で外国人によってわが国の野生動物を保護してもらうなんて、恥ずかしくて死にそうだ」と書き込んだネットユーザーもいた。
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