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新疆ウィグル問題10問10答(虹とモンスーン) 日帝の朝鮮支配と瓜二つの中国のウイグル支配を全力で擁護する共産主義者
http://www.asyura2.com/14/china4/msg/195.html
投稿者 会員番号4153番 日時 2014 年 5 月 10 日 21:47:24: 8rnauVNerwl2s
 

「虹とモンスーン」という共産主義シンパのサイトがあって、「アジアの連帯」を掲げているが、その内容が中国共産党の宣伝サイト?と見まごうばかり。

ウイグルでは漢民族(軍団)の大量入植や漢語強制、低賃金労働と左翼が主張する「日帝支配」かと思わせるものがウイグルで実施されているのに、共産主義シンパが全力で擁護。

共産主義シンパお得意のダブスタです。

日本の支配は「汚い支配」、共産主義の支配は「きれいな支配」


<共産主義シンパの見る中国ウイグル支配>

・新疆は地政学上重要で石油資源もあり中国の核心的利益

・イスラム教はブルジョア思想。独立運動のブルジョアの陰謀

・ウイグル人への漢語教育は当然。
 ウイグル人は漢語ができないので貧困。

・共産党に敵するテロを全力で弾圧せよ

・万国の労働者、団結せよ!


★新疆ウィグル独立運動10問10答−−ウルムチ爆破事件によせて
http://monsoon.doorblog.jp/archives/54135838.html

・・・・
新疆ウィグル問題10問10答
3・1昆明襲撃事件をどう見るか?
木椿

(工農在線からの転載)
http://gnzxlm.com/forum.php?mod=viewthread&tid=297

【工農在線の編注:昆明でのテロ事件以降、人々は安全に不安を覚え、政府と主流メディアはテロ分子への非難と弾圧を高圧的におこなっているが、新疆のテロ勢力は何ゆえにますます過激化しているのか。本文はマルクス主義的方法でテロ勢力の由来を分析し、テロ事件に対する共産主義者の態度を示そうとするものである。】

【1】 新疆は「古来より中国の神聖不可分の領土」なのか?

紀元前4世紀の漢王朝の時代、新疆はいくつかの小国に分かれていた。早くは匈奴ハン国の付属国であり、後に漢の宣帝時代に、匈奴勢力の衰退によって、中国の漢民族王朝(漢王朝)が西域を支配した。しかし中国内部の分裂が進むにつれ、実際には唐王朝の時代まで、中国の支配者は新疆の支配権を確立していなかった。
強大な唐王朝が巨大な軍事力で突厥ハン国を打ち負かしたが、民衆を抑圧して栄えたこの帝国もこのときから衰退の道をたどり、8世紀中ごろに発生した「安史の乱」以降、元王朝にいたるまで、中国は新疆の地に踏み入ることはなかった。モンゴル人皇帝の元王朝と漢民族の皇帝である明王朝の時代において、中央政府が支配した新疆の地域はハミおよびトルファンという東部地区であり、現在でも漢民族が比較的多い地域である。1759年に満州族の清王朝がモンゴル系のジュンガル=ハン国を打ち負かし、新疆全域を支配した。新疆に対する中国の持続した支配はこの時代からのものである。

【2】 「祖国の神聖不可分な領土」である新疆はなぜこれほど重要なのか?

新疆の面積は中国の陸地面積の六分の一を上回り、国境線の四分の一を占めている。それゆえこの回廊から、中国の軍隊は中央アジアへの進出が可能であり、とくにパキスタンからインド洋へ抜ける道を探し出すことができる。帝国主義の時代においては、遠洋航路を統制下におくことは国際秩序への関与を意味した。新疆には石油など豊富な鉱物資源がある。中国は石油資源希少国であることから、新疆は中国政府の戦略的石油備蓄の建設にとってきわめて重要である。しかもアクスとカラマイの天然ガス資源は「西部のガスを東部に送る」プロジェクトの基盤でもある。新疆鉄鉱石資源も豊富で、2009年の「7・5事件」が発生する前には、開発可能な金鉱窟がいくつも見つかっていた。中国にとって、伊寧(グルジャ)などの内陸港は中央アジアとトルコなどの国家と貿易を行ううえで重要な交易地となっている。

【3】 それほど重要な新疆で、建設と発展の恩恵を被っているのは誰?

ひとつの国家において、勤労の汗水を流すのはつねに労働者大衆だが、富と繁栄を享受するのは上流社会の身なりのよい人だけであることを、われわれはよく知っている。ボトルウォーター会社、旅行会社、貿易会社などの経営者は(漢族か少数民族かに関係なく)、新疆の発展からより多くの利益を受け取っている。

【4】 なぜ新疆独立運動が存在しているのか?

資本主義市場において、いくつかの大民族は比較的勢力が大きく、統一した国内市場をつくり、この市場においてはその民族の言語を使う必要がある。漢語は新疆の公式言語で、漢語が分からないウィグル人は、思い通りの仕事が見つからないことを意味する。漢語を学ぶ機会もそう多くはない。中国における資本主義の発展過程において、少数民族の庶民はたくさん働いても得るものはそう多くない。南疆地区の貧困現象に理由がないわけではない。2014年3月1日の昆明テロ事件で、実行犯の多くが1.7m以下だったという。ウィグル人は欧州系の人種だ。一般的には大柄な姿を思い浮かべるが、なぜ実行犯たちの背丈はそれほど高くなかったのだろうか。栄養不良問題があるのではないか。

新疆独立運動の要求は政教一致のイスラム国家を設立することである。このような建国運動の受益者はまずなによりも地元のブルジョア階級である。なぜなら独立した「民族国家」の範囲内において、自らの資本主義経済を発展させることができるからだ(この民族国家は政治的に依然として旧本国に依拠せざるを得ないとしても)。しかるにブルジョアジーの民族解放運動あるいは分離運動が、もし被抑圧民族の民衆の参加を得られなければ、それは一分たりとも持ちこたえることはできないだろう。新疆建設兵団は新疆の人口の14%、250万人余りを雇用している。しかしそのうち地元のムスリムはわずか25万人にすぎない。

ウィグル民衆の失業率は、大げさなものでは70%に達するというデータもある。もしそれなりの規模の漢族支配階級に対するウィグル民衆の反搾取闘争が登場すれば、あるいはブルジョア民族主義思想との決裂もありえるかもしれないが、現段階においては、不満を持つ民衆は「漢族の経営者や役人がわれわれをいじめる」という事態を「漢族がわれわれをいじめる」と理解してしまうだろう。

【5】 われわれのイスラム教に対する態度とは?

われわれは共産主義者であり、共産主義者の思想体系は唯物主義の立場に立つものである。それゆえマルクスが言ったように「宗教上の不幸は、一つには現実の不幸の表現であり、一つには現実の不幸にたいする抗議である。宗教は、なやめるもののため息であり、心なき世界の心情であるとともに精神なき状態の精神である。それは民衆のアヘンである。民衆の幻覚的幸福としての宗教を廃棄することは、民衆の現実的幸福を要求することである」。

われわれの世界観は、イスラム教を含む一切の宗教と対立するものである。宗教思想は観念論の立場に立つものである。イスラム教はほかの宗教と比べても後進的というわけではなく、それはアラビア半島の氏族社会末期に封建社会へ向かう過程において生まれたものである。その誕生は、ペルシャ(ササン朝)帝国の覇権的支配に反対するアラビア半島人民の闘争に付随したものであった。ムハンマドと最初のイスラム教徒たちは深く反権威的な急進主義的色彩を帯びていた。一神論を提唱したアブラハム宗教のうち(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)において、その預言者たちの出身は庶民階層に近かった。羊飼いや難民の類であり、それはまさに宗教形成の階級的背景を反映したものであった。初期のイスラム教の伝道において、ムハンマドは中東における奴隷と庶民の解放者とみられていた。おもなイスラム教徒はペルシャ王朝とビザンツ帝国に抑圧された貧民たちであり、イスラム教はこれら被抑圧民衆の精神的指導となった。

ムハンマドとその後継者たちが支配者になったのちも、イスラム教社会では依然として富める者が貧しい者を抑圧する社会であった。結局のところイスラム教は前資本主義時代に生み出されたイデオロギーであるが、資本主義社会においても生き続ける空間を見出し、それは搾取秩序に奉仕している。ウィグル人が集住する南疆地区をふくむ多くのイスラム圏では資本主義の世界市場への参画が比較的遅く、経済的に発展した資本主義諸国の統制下において、不満を持つ一部の知識分子が反資本主義的立場を主張することになった。しかしこの立場は労働者大衆を社会変革へと向かわせるものではなく、逆に過去の伝統的秩序に後退させるものでしかない。

そうであるがゆえに、イスラム教徒の内部にも分岐がある。その上層部−−一部の高級神職は資本主義経済と密接に関係しており、富を蓄えている。新疆では、1949年の中国革命以前にはモスクが多くの土地を所有する地主でもあり、貧農らはその下にしたがっていた。現在でも新疆のイマーム(導師)はムスリム民衆の冠婚葬祭を支配する地位をもっている。しかし多くのムスリム庶民は貧しい状態のままであり、2009年時点で新疆には27の国家認定の貧困県がある。その多くはウィグル人が集住している南疆地区にあり、その地区の大学生の就職率は20%にも達していない。

【6】 「東トルキスタン」分離運動の実態とは?

この種の排外的で、テロを手段とする武装分離運動の攻撃の矛先は、大民族の一般庶民になっており、それは極端な反動であることは疑いようもない。このような運動は、ウィグル人や漢人に幸福をもたらすことは不可能であり、やむことなき流血の衝突は新疆の各民族を後進的な深みに追いやるだけである。しかしこのような運動が生まれてくる理由は、ウィグルのプロレタリアートの大衆運動が不在であるからであり、貧農や一部の失業者がこうのような極端なテロリズムの虜になってしまっている。この種の運動は漢族ブルジョアジーを排撃するだけでなく、漢族の労働者とウィグル人の労働者の団結をも分裂にさせてしまうのである。

これらの運動は、ある程度までは現代商品経済(資本主義経済)が庶民にもたらす苦難に反対するものである。しかしその方向性は労働者民衆の解放に向かうのではなく、資本主義的全体主義的要素の膨張であり、世俗のウィグル・漢民族連合政府に代わって、非イスラム信徒の権利の抑圧だけでなく、ひいては男女平等の国家をも拒否する。ウィグル人労働者にとっては、ムスリムであったとしても、自らの生活のための闘争において、同じ宗教の信徒であったとしても資本家がその攻撃を和らげることはないのである。

【7】 わが国の新疆問題における政策はどのようなものなのか?

かつて中央政府は「中発〔1984〕第5号文書」を出し、その中で「少数民族の犯罪者に対しては『余り殺さず余り捕まえず』という方針を堅持し、一般的に寛容な処置をすべきである」と規定した。この規定によってウィグル族のスリや押し売りなどに対しては軽い処罰ですまされてきたが、ウィグル族の役人の腐敗汚職に対する寛容さと比べたら、どちらがより保護されているのか? 

またウィグル族の教員は自民族の言語での教育を制限され、ウィグル族の学生がイスラム教を信仰する権利を剥奪され、ウィグル族の女性が街頭でスカーフを被らせないようにさせ、ウィグル族の民衆が「海外敵対勢力」の宣伝資料を読んだだけで「思想犯の嫌疑」がかけられ、内地[新疆以外の中国の区域]の大都市における公然たるウィグル族差別政策(たとえば雲南省の一部の地域で実施されたことのあるウィグル人駆逐政策、東北地方でウィグル人カメラマンがインターネットカフェの利用を拒否されたケース、上海の大学ではかつて政治指導員や班長に対してクラスのウィグル族学生を指導するよう公然と求めていたこと)などがあげられる。

2009年にウルムチで発生した民族衝突では、政府はインターネットを強制的に遮断した。少数民族の民衆は経済的にも弱い立場におかれており、文化および日常生活のうえでも「二等公民」として扱われていることは、遠心的作用のみを加速させる要素となっている。

【8】 われわれは「3・1昆明テロ事件」にどのような態度をとるべきなのか?

われわれは共産主義者であり、共産主義者は労働者階級の利益と団結を擁護する。われわれは労働者階級の立場から庶民に対する無差別なテロ襲撃を批判する。この種の個人的な報復行動はそもそも権力エリートによる新疆政策を変更させることはできない。大民族の庶民のなかにテロの影を落とし、それをもって大民族の支配者たちの譲歩を引き出そうという考えだが、それはまさに逆に、大民族の庶民にテロへの憎しみを抱かせ、大民族の庶民に大民族の支配階級が持つ偏見を受け入れさせ、大民族の庶民を民族抑圧という戦場に送り出すことになるだけである。司会階級はいわゆる秩序を守るためには、無辜の民の犠牲をなんら厭うものではなく、排外的、暴力的な武装テロ行動を恐れてはいない。

【9】 もし政府が強圧的手段を用いて社会的安定を維持しようとすれば、われわれはどのような態度をとるべきなのか?

われわれ共産主義者はブルジョアジーがとるいかなる措置に対しても、政治上の支持をすべきではない。そのようにして維持される社会的安定は、民衆の民主的権利の侵害を前提とするものであり、もうひとつのテロ−−国家の暴力装置によるテロがつくりだす安定では、労働者民衆の安心した生活をつくりだすことはできない。昆明事件では実行犯らは大型刃物で庶民を殺傷した。しかし現実の生活において庶民に包丁の所持まで実名登録をさせ、労働者農民自身の組織化とそれに付随する自衛的権利を禁止している状況において、自らの権利を守ることなど語ることもできないのが現状である。

【10】 漢族の労働者はどのように少数民族(ウィグル族)の労働者に向き合うべきか?

みんな貧困にあえぐ労働者である。貧乏人が貧乏人をいじめる必要はない漢族の資本家とその背後にいる役人たちがウィグル人労働者を差別しているのであれば、漢族の労働者は国際主義と階級団結の立場からウィグル人労働者に向き合うべきである。ウィグル人の仲間の習慣、思考方法を尊重し、日常の権利擁護の闘争のなかで緊密な関係を築き、ウィグル人の階級的兄弟姉妹に対する偏見を捨て去るべきである。2009年に東莞の玩具工場で漢族労働者とウィグル族労働者の衝突が発生したが、われわれはこのような悲劇の再発を絶対に回避すべきである。漢族の労働者は現実社会においてはいっそうウィグル人労働者に対して謙虚な精神を持つべきである。そうしてこそ資本家がわれわれの中に築き上げた壁を打ち破ることができるし、ウィグル人の友人たちの信頼をかちとることができるのである。

万国の労働者、団結せよ!


#共産主義者の正体 #スパイ #中国


<参考リンク>

■中国政府:「漢語レベルが高くないウイグル人は就職させない、現職は今後クビにする」(世界ウイグル会議)
http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=1828


■【東トルキスタン】ウイグル人は外側へ、漢人は内側へ(世界ウイグル会議)
http://www.uyghurcongress.org/jp/?p=1114


■【「ベトナムの猿たちを沈めろ」 南シナ海で中越の船衝突でヒートアップ(産経)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140510537.html


■南シナ海、緊迫 中国「相手が故意に衝突」 ベトナム反発、提訴も(産経)
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/world/snk20140509093.html


■米が中国の南シナ海掘削活動を非難 「挑発的だ」(産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140507/amr14050710510003-n1.htm


■南シナ海争い、フィリピンの手続き支持 日比議連会長、大統領と会談(産経)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140506/asi14050617400004-n1.htm

 

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コメント
 
01. 2014年5月11日 14:40:13 : ALMB22IYR6
この投稿者はどこを読んで勘違いしているのだろう? 読解力がゼロなのか? 早速「虹とモンスーン」というサイトを見てみたが、このサイトの基本的立場は中国の現体制には極めて批判的で、むしろ現在の堕落し切った「中国共産党」はすでに共産党でも何でもなく、反労働者、反人民の打倒すべき対象とする立場だ。

02. 2014年5月12日 05:07:35 : pm8fWTaceI
 ということはロシアのクリミア編入も支持するってことだよな

03. 2014年5月12日 05:32:22 : Huc46W1eZ6
帝国の沖縄支配と瓜二つの自民の沖縄支配を全力で擁護する囚人番号4153号

04. 2014年5月14日 11:38:58 : G3C1i1KkV6
引用されている文章のネタ元である「工農在線」(労働者農民オンライン)というのは、香港に拠点を持つ第四インターナショナル系のトロツキストグループのウェブサイトで、左翼ではあるが一貫して中国共産党政権には批判的な立場をとっている。中国大陸での影響力は小さいが、中国当局の弾圧対象になっており、彼らのウェブサイトも中国国内で直接見ることができない。

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