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「日本を恨んでも何も解決しない」の訴えに反響続々、「中国の発展と日本の援助は切り離せない」の意見も―中国ネット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140506-00000006-xinhua-cn
XINHUA.JP 5月6日(火)7時8分配信
4月28日の中国メディア・網易網によると、2013年に中国で制作された国産ドラマの数は1万5770本で、ドラマの分野でも世界一の生産大国だ。だが、ドラマの題材がそれほど多いわけではない。最も多かったのは現代社会をテーマにしたもので、34.8%にあたる5521本、それに次ぐ15.2%を占めたのが「近代革命」モノ。その大半は抗日戦争がテーマだ。
年間1000本を超える抗日ドラマが制作される中では、中国人の英雄が素手で武装した日本兵をバタバタと打ち倒していくといった内容のものも少なくない。中国当局は約1年前に「抗日戦争は中華民族の偉大な壮挙。歴史を尊重しない不謹慎な創作態度は社会に悪影響を与える」などと、誇張表現をただすように求めた。だが、慢性的なネタ不足に悩まされる中国テレビ業界にあっては、抗日ドラマは貴重なテーマ。今後も多くの“抗日英雄”と“卑劣な日本人”が生み出されることは間違いない。
一方、中国大手ポータルサイト・百度の掲示板に最近、「恨みで目を眩ませてはならない」とのスレッドを立てられたことが注目を浴びた。
スレッドを立てたネットユーザーは、「みんな日本人はどうのこうのとばかり言って、どうして自分たちの反省をしないのか。日本には確かにわれわれが受け入れがたいものがたくさんあるが、吸収すべき点も多い」と指摘。同時に「恨みばかりで何が解決できるのか。彼らを理解することで、彼らの考え方を変えてみようではないか。いつかみんなが恨みを捨て、日本が謝罪し、中国が受け入れる日がやってくると思う。日本は中国に対する説明が欠けている。その説明が遅きに失するようなことがあってはならない」と主張した。
これに対して、一部ネットユーザーからは以下のようなレスがついた。
「確かに一理ある」
「日本は実は謝罪してるんだよね」
「平和がいい」
「この件にはかかわりたくない」
「実際、民族的恨みを際限なく煽り立てることに反感を持っている」
「事実から考えなければならない。日本の戦後賠償は周恩来総理が断ったのだ。日本は中国に最も多くの援助を提供した国であり、中国への投資も最も多い国だ。実際、改革開放後の急発展は、日本の投資と援助とは切り離せない」
一方で、以下のような意見を残すユーザーも見られた。
「日本は謝罪する一方で南京大虐殺を認めない。謝罪は国際的な圧力を緩める手段に過ぎない。問題は、日本が誠心誠意謝罪していると確信できるかだ」
「日本と米国は中国の発展が急すぎると考えている。他人が歴史に執着して罵ってばかりいるのは不快ではあるが、ここ数年の日米の態度は確かに度が過ぎていると思う」
「日本はドイツみたいに早々に謝罪していれば、恨まれるようなことはなかったのかもしれない」
「私は日本の文化、ゲーム、アニメが好きだ。しかし、日本の政治家は嫌いだ」
「実際、挑発しているのは日本政府であり、日本の民衆は誤った理念を植えつけられているのだ。彼らを理解することで、いつか彼らを感化することができればと思っている」
(編集翻訳 城山俊樹)
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