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ついにテロのターゲット 現実味帯びてきた習近平の「暗殺」
http://gendai.net/articles/view/news/149910
2014年5月2日 日刊ゲンダイ
重装備の警官が爆発現場を警戒/(C)AP
いよいよ「暗殺」の2文字が現実味を帯びてきた。3人が死亡、79人が負傷した中国新疆ウイグル自治区ウルムチ市で起きた爆発事件について、警察当局は「暴力テロ事件」と断定。しかも習近平国家主席を狙ったテロだった見方が強まり、中国全土に衝撃が走っている。
習は「反テロ闘争を一刻も緩めずに果断な措置を取れ」と指令を飛ばし、小銃を提げた武装警察や機動隊が北京など全国各地で厳戒態勢を敷いた。習を慌てさせたのは、これまでのテロと違い、ついに自分がターゲットにされたことだ。爆発事件は、習が初めて新疆ウイグル自治区を視察して、現地を離れた直後の4月30日に起きた。
中国事情に詳しいジャーナリストの富坂聰氏がこう言う。
「もしかしたら爆破犯は人がたくさん集まる場所を狙って無差別殺傷テロを以前から計画していて、習主席の視察情報を知って、実行を決めたのかもしれません。しかし、爆破テロのタイミングがもう少し早ければ、習主席も災禍に巻き込まれたのは事実だから、習主席はかなり危機感を募らせたはずです」
■クーデター恐れ警備強化
狙われることを警戒した習は、昨年末、身辺警護を強化した。共産党指導部の護衛を担当する党中央警衛局の最高責任者に、腹心中の腹心といわれる栗戦書・党中央弁公庁主任を就任させた。同時に職員約2000人の警衛局で大規模な人事刷新を行ったという。
「習主席の命を脅かすのはウイグル族のテロだけではありません。もっと身近な場所に危険が潜んでいるといえるでしょう。習主席は汚職撲滅を大義名分に掲げ、最高指導部の元メンバーの周永康ら“政敵”を次々にパージしてきました。相当恨みを買っているし、政権転覆を狙ったクーデター情報も絶えません」(富坂聰氏)
習は空軍、海軍、戦略ミサイル軍など全軍17組織の責任者に自分に忠誠を誓う文章を署名入りで書かせ、4月2日付の人民解放軍機関紙「解放軍報」に発表させた。全軍の司令官に忠誠を表明させるのは中国でも極めて異例だし、「踏み絵を迫ったのは習主席が軍を掌握できず、軍が動揺している裏返しでもある」(中国ウオッチャー)とされる。
ウイグル族のテロにクーデター。習暗殺はいつ起きても不思議ではない。
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