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ウルムチ駅で爆発=負傷者50人以上−習主席の新疆視察直後・中国新疆
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2014043000976
【北京時事】中国新疆ウイグル自治区の区都ウルムチ市内のウルムチ駅で30日午後7時15分(日本時間8時15分)ごろ、大きな爆発が発生した。中国紙・新京報が派出所から得た情報として中国版ツイッター「微博」で伝えたところによれば、50人以上が負傷し、病院に搬送されている。
習近平国家主席は27日から30日まで、就任後初めて新疆ウイグル自治区を視察し、反テロ闘争の強化を指示した。現時点で爆発がテロかどうか不明だが、視察直後に爆発が発生したことで、習指導部は大きな衝撃を受けているとみられる。
新華社電によると、駅出口とバス停の間の地上に置かれたバッグ付近で爆発が発生した。強力な爆発で、近くの住民は「地震と思った」と証言した。
ウルムチでは2009年7月にウイグル族と漢族が衝突し、当局発表で197人が死亡した大規模騒乱が発生。今回の爆発も背後に民族対立がある可能性も捨て切れない。
付近の住民が時事通信に明らかにしたところによれば、爆発が発生したウルムチ駅は、通称「南駅」。爆発を受け、自治区最大規模の同駅では列車の運行を中断しているほか、駅周辺への立ち入りも禁止となった。
微博に投稿された爆発現場とみられる画像では、駅前にはバッグが散乱し、道には焼け焦げた跡も残っている。また銃を構えた武装警察官や公安当局者が警戒に当たり、厳戒態勢が敷かれている。(2014/04/30-23:55)
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