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9日、北京の川でこのほど、8本脚のカエルが見つかった。住民は奇形カエルの発見に興味津々だが、同時に「原因は一体何なのか」と不安の声も漏らす。写真は10年3月に同市で見つかった7本足のカエル。
8本脚の奇形カエル発見、住民からは不安の声も―北京市
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140410-00000059-rcdc-cn
Record China 4月10日(木)21時19分配信
2014年4月9日、法制晩報によると、中国・北京市南部を流れる凉水河で8本脚のカエルが見つかった。周辺住民は奇形カエルの発見に興味津々だが、同時に「原因は一体何なのか」と不安の声も漏らしている。
カエルを見つけたのは近隣住民の男性。釣りをしていたところ、この8本脚のカエルが釣れたという。カエルは体長約30センチ、色も身体の形状もごく普通だが、脚の数だけが普通ではなかった。近所の住民が次々にカエルを見に訪れたが、口々に「4本脚なら食べても、8本脚じゃ食べようとは思えない」と不安げに話している。
こうした奇形のカエルが見つかることは、実は珍しいことはない。古くは16世紀にはすでに同様のカエルが見つかったことが記録に残っており、1995年8月には米ミネソタ州で3本脚のカエルが見つかり話題となった。中国でも吉林省や河南省で脚に異常が認められるカエルが何度も見つかったことがニュースでも報じられたほか、2005年には北京市でやはり8本脚のカエルが見つかっている。
専門家によると、カエルのような両生類は環境による後天的な遺伝子異常が発生しやすく、人体に直接的な影響がないとはいえ、食用にはしないほうが無難だという。中国科学院動物研究所の専門家は、こうした異常は水質だけでなく、動物が誤って薬品を食べたり、放射線や強い紫外線を浴びたりしても発生するなど、多くの原因が考えられると話している。(翻訳・編集/岡田)
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