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息子の代理でお見合いした父親、条件は「女性側の資産500万以上」
2014年04月03日17:47
上海結婚紹介協会が企画・開催した第1回「父母代理お見合い会」は、大きな反響を呼び、女性側約1200人・男性側約400人の親から参加の申込があった。会場のスペースという制限によって、実際には男女各200人の親が参加した。出席したある父親は、その席で「息子は1987年生まれ、復旦大学学部を卒業しました。相手方は、資産500万元(約8340万円)以上を保有していることを望みます」と話した。荊楚網が伝えた。
○家柄が吊り合っていれば、幸福になれる?
2日、このお見合い会に関する記事が微博(ウェイボー)に投稿されると、たちまちネットユーザーによる熱い論議が巻き起こった。その8割は、「あまりに現実的すぎる」と半ば呆れたようだ。「蘿莉控的小晶」さんは、「このお父さんは、お嫁さんを探してるの?それとも銀行を探してるの?」とコメントした。
その他、ネット上のコメントの抜粋は次の通り。
「有那麼一点点藍」さん:「全てを胸の内にしまいこみ、何も希望を出さないでいて、結婚後や婚約中に相手のあら探しをするより、最初から本音をぶちまけた方がいい」。
「Dictator_Caesarさん」:「まるで、娘・息子を売りに出す『交易博覧会』の様相を呈している」。
「MY_Yang_QY」さん:「値札にはっきりと価格を明記するとは、地に足がついている」。
多くの独身男女を対象に行われた調査によると、「両親に半ば強制的にお見合いをさせられた経験がある」と答えた人が大多数を占めた。王さん(29)は、武漢市武昌区徐東の雑誌社に勤める独身女性だ。上海お見合い会での父親の「豪語」について、「学歴はご立派かもしれないけど、人格に問題ありね」と彼女はつぶやいた。
一方、武漢オプティックバレーの某企業勤務の李氏は、「この父親が提示した条件は、至極もっともだ。そもそも結婚は、家柄の吊り合った家同士の結び付きであるべき。女性側が男性側に資産的な条件を求めるのと同様、男性側が女性側に要求することも、何ら問題はない。これこそ本当の男女平等だ」とコメントした。
○専門家の見方―「子どもの結婚・恋愛の自由に親は干渉すべきでない」
そもそも、「両親代理お見合い」という現象は、どうして生まれたのだろうか?武漢の結婚問題専門家・賈洪武氏は、次の通り説明した。
1980年代生まれや1990年代生まれは、学生時代は学業に明け暮れ、卒業すると仕事に忙殺されて、受験競争や出世競争の荒波に揉まれ続けている。このような状況から、当然、恋愛経験を積むチャンスが不足してしまう。このため、結婚適齢期を過ぎても未婚の男女は年々増える一方で、それに伴い「息子・娘の代理でお見合いする」親も増えている。
さらに一歩掘り下げて原因解明をすると、学校教育や家庭教育において、教師や父母が十分な情緒教育を行ってこなかったという問題が浮上してくる。子供は、その点で未成熟なまま、誰にも頼ることができずに、自分自身の恋愛問題や結婚問題に対処していくしかない。
相手女性の家庭資産は500万元以上希望」という条件については、この条件を提示した父親にとっての個人的な基準額に過ぎず、息子本人が相手を選ぶ条件と同じという訳ではない。この父親は、息子自身の選択を尊重すべきで、子どもの恋愛・結婚の自由に干渉してはならない。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年4月3日
http://j.people.com.cn/94475/8588627.html
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