習の子供じみた演技はドイツでもきらわれていると、隣のフランスの新聞Le Figalo紙上でもドイツは「シナの遊びに同調しなかった」と大きく報じている。
http://www.lefigaro.fr/international/2014/03/27/01003-20140327ARTFIG00259-le-president-chinois-la-repentance-allemande-et-le-japon.php

この記事の中で次のように書いてある。『シナが望んだのは、習が傍にメルケル首相がいるベルリンの真ん中でホロコーストの記憶を搾り出させたいことだった。しかしメルケルはそれを拒否した。シナと日本の争いにドイツを道具として使うことを拒否した。そしてドイツのある外交官は次のようにコメントした《ドイツ国民はそんなやりかたに明確に不快を覚える、そしてドイツ国民はシナが絶えずドイツと日本を比べたり、のべつまくなしに戦争を思い起こさせることが嫌いだ。》』

習近平が失敗した理由は、パククネの間違った情報を仕入れていたからだろう。パククネが習に先立って言っていたのは「ドイツが謝罪したのを見習って日本も謝罪すべきだ」ということだった。
ところが、ドイツは謝罪などしていないのだ。１９８５年にときの大統領が戦後４０周年を迎えての演説で言った言葉は、ホロコーストはナチスの少数の人間がしたことで、今のドイツ人は当時子供だったか生まれてなかったからドイツ国に責任はない。そして犠牲者を‘忘れないこと’と和解をすること（つまり争いをやめること）が大事だと言ったのだ。一言も謝罪という言葉はない。
　習はパククネがこれを間違ってとらえているのをそのまま間違えたのだ。

世界はこの荒唐無稽な歴史認識をおぞましく受け止めていることだろう。

あまりにもKYな田舎者国家の”指導者”の偏狭偏執振りは世界から奇異に見られていることだろう。