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ようやくわかった・・と日本と韓国を訪れた中国人、ソウルで見た光景に「その作用は軽視できない」―中国ネット
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150221-00000003-xinhua-cn
FOCUS-ASIA.COM 2月21日(土)7時27分配信
日本、中国、韓国は地理的にも近い位置関係にあることから、手軽で手頃な海外旅行先として選ばれやすい。このところも、「来日中国人観光客が急増」「韓国に旅行する中国人が倍増」といったニュースをよく見かける。
地理的にも近いということは、それぞれの国をハシゴしやすいということでもある。中国のあるネットユーザーが17日、「半月で日本と韓国に行ってきた」というタイトルのブログ文章を掲載、日本と韓国それぞれで見たことや感想について詳細に記した。
文章からは、日本に対して全体的に良い印象を持ったことが伺える。最も印象深かったのは清潔さだったようだ。一方で、「デパートでベビーパウダーをいくら探しても見つからず、サービスカウンターに行ったところ、従業員のお兄さんが外国人でも見つけやすい店をネットで調べてくれた。地図を印刷した上に経路や交通費まで書いてくれたのだが、実のところ個人的には日本人のこういう手助けが負担に思える時もあった」といった感想も残した。そして、日本を旅行して感じたことについては、以下のようにまとめている。
日本に来る前は興味がなかったから、日本に行きたいと考えたことはなかった。1週間滞在してみて、残ったのは美しい印象ばかりでもなかった。「日本人という本当に不思議な人種がこの世界に存在するのだ」とも何度も思った。ただ、少なくとも、小さいころに見た大量の抗日ドラマによって培われた、「はい」という日本語を聞くと条件的に沸く反感は生まれなくなった。そして機会があればもう一度この国を見に来たい、と少なくとも思った。
一方、初めて韓国を訪れた印象については「サービス業のレベルは総じて日本に及ばず、快適さや便利さにも日本とは隔たりがある。ただ、ソウルや釜山では英語のレベルが日本より高いと感じた。そして、韓国ではロッテやサムスンが至るところで目につき、どこでも『自撮り棒』を見かけた」としている。
また、ソウルに行って「なぜ韓国人が独島(日本名:竹島)に対して民族感情をあれほどむき出しするのかがようやく分かった」とし、地下鉄では独島に対する韓国の立場を説明する英語動画が繰り返し流れ、歴史文書や法律文書が全て翻訳されていたと紹介。そのうえで「このような宣伝が政府の支援によるものか、民間の自発的な動きなのかにかかわらず、内に対しても外に対してもその作用は軽視できない」と評した。さらに、釜山のある観光エリアでは、漢字で「独島」という名前がついた店にも出くわしたことを明かした。
(編集翻訳 城山俊樹)
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