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問題だらけの韓国司法。朴大統領の支持率にも影響するか(AP)
韓国司法崩壊… 最高裁判事候補、拷問死隠蔽の過去 朴政権泣きっ面に蜂
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20150206/frn1502061830004-n1.htm
2015.02.06 夕刊フジ
韓国最高裁の判事候補として朴槿恵(パク・クネ)大統領が国会に任命同意を求めている元検事が、1987年の韓国民主化実現の導火線になった当局による拷問致死事件で、真相の隠蔽を図った検察捜査チームの一員だったことが6日までに発覚した。弁護士会や野党が判事の資格はないと反発、政局の火種になっている。
元検事は朴商玉氏(58)。国会に提出した経歴には問題の捜査チームにいた経歴を記載しなかったが、京郷新聞の報道で分かった。92年にも無実の市民を拷問した警察官の逮捕を見送っていたことも明らかになった。
事件は87年1月、民主化運動に関わったソウル大生の朴鍾哲さんが治安本部(現在の警察庁)で水を使った拷問により死亡。同本部はショック死と発表したが、検視した医師の告発などで拷問死と分かり、全斗煥政権への批判が強まった。
収拾を急いだ検察は警察官2人の犯行として幕引きを図り、この2人から「他に3人が拷問した」との供述を聞きながら隠し、捜査を終結させた。獄中で警察官が漏らした不満が外部に伝えられ、同年5月にカトリック神父らが暴露。政権への抗議が拡大し、翌6月の大規模な民主化運動に発展した。
だがこのときも検察は名が出た3人を逮捕しただけで、治安本部幹部の処分を見送った。朴商玉氏はこの2回の捜査に加わり、直後に栄転したと京郷新聞は伝えた。一時見逃された治安本部の幹部らも後に逮捕されている。
韓国の司法をめぐっては、今月2日にも仁川アジア大会でカメラを盗んだとして略式起訴され、無実を訴えている競泳の冨田尚弥選手(25)の裁判で、法廷通訳人が出席せずに審理が行われ問題となったばかり。国際社会からの「法治国家の体をなしていない」の声が高まるのは必至で、国内の支持率下落に歯止めの掛からない朴政権にとっては泣きっ面に蜂といったところだ。
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