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乗務員の指示に従うように・・韓国の航空会社が2月から機内アナウンス、問題行為の客はロープで拘束も
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150130-00000020-xinhua-cn
FOCUS-ASIA.COM 1月30日(金)11時28分配信
韓国の航空会社は2月から、乗客の客室乗務員に対する意識を変え、指示に従ってもらうための機内アナウンスを実施する。米ウォール・ストリート・ジャーナルの報道を引用して、中国航空新聞網が29日伝えた。
韓国国土交通部の長官は28日、同国の大韓航空やアシアナ航空、格安航空会社(LCC)各社が2月から、旅客機の離陸前に客室乗務員の指示に従うよう求める内容の機内アナウンスを行うことを明らかにした。
国土交通部の当局者はアナウンスを行う理由について、「乗客の多くは客室乗務員について、機内でサービスを行うスタッフだと認識しているが、緊急時には安全を守るための要員でもある。乗客の客室乗務員に対する意識を変えてもらう必要がある」と話した。
韓国の航空業界では先ごろ、大韓航空の前副社長が同社機内でナッツの出し方に激怒し、飛行機を滑走路から引き返させて客室サービス責任者を降ろす事件があり、大きな問題となった。機内での迷惑行為やセクシャルハラスメント、喫煙など、規則違反の問題行為が増える傾向にあり、こうした行為は2010年に140件だったが、昨年は1〜7月だけで190件に上ったという。
報道によれば、韓国の航空法では客室乗務員は深刻な問題行為のあった乗客をプラスチック製の手錠やロープで拘束し、着陸後に警察に引き渡すことが可能だ。
(編集翻訳 恩田有紀)
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