http://www.asyura2.com/14/asia16/msg/618.html
Tweet |
日朝首脳会談で当時の小泉純一郎首相(右)と握手する金正日総書記=2004年5月(代表撮影)
【金正日】死後、シークレットブーツで隠した身長暴いた「ろう人形」制作…本当は162センチ
http://www.sankei.com/world/news/141220/wor1412200005-n1.html
2014.12.20 11:00 産経新聞
背の低さにコンプレックスを持っていたとされる金正日(キム・ジョンイル)総書記は「シークレットブーツ」で身長をごまかしていたことで知られるが、隠し通してきた本当の身長が、ひょんなことから死後に明らかになった。
2000年に訪朝したオルブライト米元国務長官は、「記者会見のとき、金総書記と並んで立ったが、背丈は私と同じだった。私はハイヒールを履いていたが、彼もそうだった」と語ったことがある。
北朝鮮元首相の娘婿で、その後、韓国に亡命した金日成(イルソン)主席宮の財政経理部元幹部、康明道(カン・ミョンド)氏によると、金総書記のシークレットブーツを製作したのは経理部傘下の専門部署だった。金総書記は3〜12センチ底上げした各種ブーツを履いていたが、なかでも7センチのものを愛用したという。
この靴のおかげで、写真や直接、面会したことのある人物の証言でも正確な身長を確かめられなかった。だが、金総書記の権威付けのために、北朝鮮当局が死後に中国側にろう人形づくりを発注したことで、図らずも露呈した。
北朝鮮側は「中国偉人蝋像(ろうぞう)館」の章黙雷氏に金総書記の人形制作を依頼。500項目にわたる金総書記に関するデータと身に着けていた遺品を提供した。眼鏡や視察で着用したコート、下着まで渡したという。当然、身長に関するデータも含まれていた。蝋像館関係者によると、本当の身長は162センチだったという。
北朝鮮・妙香山(ミョヒャンサン)の国際親善展覧館に展示されたろう人形は、実物より大きく作られている。金正恩(ジョンウン)第1書記の強い要請で、顔に広がっていた黒い斑点は薄くし、身長は20センチほど高くしたという。「斑点を完全になくしてほしい」との北朝鮮側の要望を制作者側が拒否し、制作を取りやめる寸前までもめたが、「少しなら残していい」と金第1書記が折れたともされる。
章氏は金主席と金総書記の母、正淑(ジョンスク)氏のろう人形も作ったが、金主席の人形も本人より16センチ高い。「偉大さを強調してほしい」という北朝鮮の要請があったからだという。
(龍谷大教授 李相哲)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。