韓国に“日本式デフレ”のリスク、インフレ率低下の予想で議論に―中国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141103-00000011-xinhua-cn
XINHUA.JP 11月3日(月)19時16分配信

韓国で今後、インフレ率が下がるとの予想が示されたことで、あるエコノミストは３０日、アジア第４の経済体である韓国に対して市場では、“日本式デフレ”のリスクがあるのではないかとの議論が高まっていると指摘した。中国・経済情報サイトの匯通網が同日伝えた。

韓国では今週、今後１２カ月の予想物価上昇率を示す期待インフレ率が２００２年２月以降、最低という調査結果が示された。

これを受けてオランダ系金融会社、ＩＮＧグループのアジア首席研究員であるティム・コンドン氏は「ある側面から見ると、韓国経済は日本式デフレと非常に似た状態だ」と指摘した。

韓国の消費者物価指数（ＣＰＩ）上昇率は２２カ月連続して１％台で、韓国銀行（中央銀行）が目標とする２．５〜３．５％に遠く及ばない。

朴槿恵大統領は２９日、「韓国経済は一部、好転の兆候も見えるが、依然、危機の中にある」と述べ、同国経済が長期的低迷の時期に入る可能性があると警鐘を鳴らした。今年、韓国の経済成長率は３．５％が予想され、中央銀行が目標とする３．８％を下回るとの見方も示している。

（編集翻訳　恩田有紀）

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