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韓国の脱北者、北朝鮮に再び戻るケースが急増、社会に溶け込めず―中国紙
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141016-00000024-xinhua-cn
XINHUA.JP 10月16日(木)13時18分配信
韓国大邱裁判所は15日、北朝鮮に再び戻ろうとした脱北者女性(49)に対し、「国家保安法」違反で懲役10月、執行猶予2年を言い渡した。女性は韓国での生活になじめず、「年老いた母親に会いたくなった」と話しているという。16日付で環球時報が伝えた。
女性は2011年5月に同居男性と共に図們江(豆満江)から中国に入り、その後5カ月かけてラオス、タイを経由して韓国入りした。韓国では仕事が得られず、社会になじめなかった。脱北者が再び北朝鮮に戻ったというニュースを知り、同居男性と昨年2月から帰国を計画。韓国政府から支給される住宅保証金を貯めて帰国資金に充てようとしていた。
韓国では2012年から、脱北者が再び北朝鮮に戻るケースが突然増えだした。韓国紙・亜細亜経済によると、2000年に1件あったきりだったのが、韓国統一部が把握しているだけで、2012年は4件(7人)、2013年は3件(6人)となっている。
環球時報の調べによると、韓国在住の脱北者は現在、2万2000人を超えている。うち90%は中朝国境付近の出身で、中年女性が多い。韓国政府が無償で職業訓練を提供しても安定した仕事には就けず、なかなか社会に溶け込めない。金正恩第1書記が最高指導者になってから、北朝鮮に戻る脱北者に対して寛大な措置を取るようになったことも関係しているとみられる。
(編集翻訳 小豆沢紀子)
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