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生殖器や指の切断 韓国の兵役逃れの実態が明らかに―韓国メディア
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141012-00000011-xinhua-cn
XINHUA.JP 10月12日(日)22時50分配信
中国メディア・中国新聞網は１２日、生殖器や指の切断など韓国における兵役逃れの実態について紹介した韓国メディア・世界日報の報道を伝えた。
韓国の国会議員が１０日に提出した資料によると、韓国ではこの５年間で兵役逃れを試みた１７８人を調査、処分した。２０１０年が６６人で最も多く、１２年には１９人に減ったが、今年は８月末現在ですでに３０人となっている。
兵役逃れの手法は多様化しており、生殖器や指、肩関節の切断、入れ墨といった「生理的」なもののほか、重度のうつ病、精神分裂などを装う「心理的」なものが見られた。
国会議員からは、兵役逃れの現象が現役兵士の士気に影響するとして、政府に対して若者の兵役を奨励する措置を取るよう要求した。
韓国軍隊内では暴力事件が頻発している。韓国メディア・聯合ニュースによると、７月３１日に兵士１人が集団暴行を受けて死亡し、兵士５人が殺人罪で起訴された。被告の兵士らは新人兵だった犠牲者に対して歯磨き粉や地面の水を飲食させるといういじめを日常的に繰り返していたという。
陸軍の緊急調査では、今年４月だけで３９００件あまりの虐待事件が起きていたことが発覚。中央日報は、軍隊内の自殺者が毎年７０人前後で推移していると伝えた。
韓国では義務兵役制度を採用、適齢に達した健康な男子は２年間の兵役に就き、軍隊内での過酷な日常訓練を受ける。同国内の専門家は、「快適な自由な現代生活と厳しい階級制のうえ新兵いじめが日常化した軍隊との巨大なギャップが若者に与える影響は推して知るべし」と分析した。
（編集翻訳 城山俊樹）
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