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韓国当局による中国漁船船長射殺、韓国メディアは「両国の外交問題に発展する可能性」―中国報道
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141011-00000016-xinhua-cn
XINHUA.JP 10月11日(土)19時18分配信
中国メディア・環球時報は11日、韓国海洋当局が不法操業の中国漁船を取り締まる際に中国人船長を射殺した問題について、中韓両国の立場に差があり、外交摩擦に発展する可能性があると報じた。
中国・外交部の洪磊報道官は10日の記者会見で「韓国の暴力的取り締まり行為によって中国人漁師が死亡したことに非常に驚くとともに、強い不満を示す。韓国には直ちに事件を徹底調査し、責任者を厳しく処分するとともに、中国側に速やかに調査や処分の結果を通知することを要求する」と語った。また、すでに韓国大使館に対して抗議を申し入れたことを明かした。
一方、韓国側は暴力的取り締まりを認めていないようだ。韓国メディア・聯合ニュースは、韓国・外交部が10日夜に「正当な取り締まりにおいて中国人漁師が暴力的に抵抗したため発生した」とコメントしたことを紹介。中韓双方の立場に差があり、事件が両国の外交摩擦に発展する可能性があると論じた。
韓国世論も中国漁船の「横暴」ぶりをあおっている。韓国・NEWS Yテレビは10日、「中国漁船はより凶暴化、組織化しており、漁船の取り締まりはまるで戦争のように生命の危険が高くなっている」と報じた。
ソウル経済も10日、「悲劇ではあるものの、中国漁船の不法操業が引き起こしたことを考えれば、中国側に対して対策を求めなければならない」とした。
遼寧社会科学院朝鮮−韓国研究センターの呂超主任は10日、「中国人船長の射殺は重大な事件。韓国政府は漁師に対して謝罪と賠償をしなければならない。とりわけ両国は蜜月期にあり、両国関係に悪影響を与えるものだ」と語る。
(編集翻訳 城山俊樹)
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