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中国、韓国に「強い不満」 蜜月関係崩れるか…発砲で船長死亡
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20141011/frn1410111527004-n1.htm
2014.10.11 夕刊フジ
「反日」で共闘する中国と韓国の蜜月関係に亀裂が入りかねない事態が起きた。韓国海洋警察が違法操業を理由に捜索した中国漁船の男性船長が死亡したことについて、中国が「強い不満」を表明したのだ。中韓間の外交懸案に浮上しそうだ。
「韓国当局が発砲して中国人船長が死亡した」「暴力行為で船長が死亡したことに仰天している」
中国外務省の洪磊副報道官は10日の記者会見でこう語り、韓国政府に徹底調査と責任者を厳罰に処すことを求めた。韓国外務省は、遺族へのお悔やみを表明したが、正当な取り締まりに漁船員らが暴力的な抵抗をする中で起きたと主張した。
韓国・聯合ニュースによると、韓国海洋警察が10日、黄海の韓国の排他的経済水域(EEZ)で中国漁船を制圧したところ、数十人が刃物などを振り回し漁船を奪還しようと抵抗した。これに海洋警察が発射して実弾が当たったとされる。
中韓両国をめぐっては、中国の習近平国家主席が7月に訪韓し、朴槿恵(パク・クネ)大統領と5回目の会談を行うなど、蜜月関係が続いている。中韓のFTA(自由貿易協定)交渉を加速させるなど、経済的な連携も強化していた。
韓国は現在、ソウル中央地検が産経新聞の前ソウル支局長を在宅起訴した問題で、世界中から「言論弾圧国家」などと批判されて孤立を深めている。そんななかで起きた今回の事件。中韓関係への影響はどうなのか。
東アジア情勢に詳しい評論家の宮崎正弘氏は「韓国と中国の間には領土問題や、漁船の違法操業などさまざまな問題がある。経済的関係が強くなる一方で、中国出身の朝鮮族労働者が韓国に大量に流入したことで治安が急速に悪化するなど、軋轢の芽が生じている。懸案材料だらけの中韓連携は、いつ壊れてもおかしくない危ういバランスの上に立っている」と話している。
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